
フリーランスのなり方がわからない!
フリーランスが理想だけど不安もある!
周りから反対されるけどどうしよう?
等々、悩みや不安はあると思います。
ですが、周りと違う行動をする以上、不安は生じます。
逆に、周りと同じ行動をしていたらフリーランスにはなれません。
行動するからこそ、フリーランスになれます。
この記事では、大学生である皆さんが少しでも正しい道で、自分の理想が実現できるように作りました。
大学生でなくてもフリーランスを目指す人なら一度は目を通すべき内容となっています。
最後まで楽しんでください。
そもそもフリーランスとは?
フリーランスとは会社や団体などに所属せずに、仕事に応じて自由に契約する人のことです。
フリーランスは企業に雇われていないので、「労働基準法」などの労働法規が適用されません。
例えば「最低賃金」「労働時間」「休日」「有給休暇」「労働災害の補償」など、会社に勤める人を保護する規定からは対象外になります。

フリーランスになる前の心構え
大前提ですが、なぜフリーランスになりたいのかはよく考えるようにしましょう。
別に会社員で問題ないことは多いはずです。
どうしてフリーランスとして働くのかは必ず決めましょう。
僕もですが、フリーランスと聞くと自由であることを想像すると思います。
ですが、実際は自由でなかったり、自由の裏には見えない努力や辛い部分があったりします。
フリーランスになるという選択には肯定しますが、安易に決断するのではなく、よく考えて選ぶようにしましょう。
失敗は普通

フリーランスで成功している人を見ると輝かしく見えるかもしれませんが、実際は苦労していることの方が多かったりします。
現在成功している人でも、挫折したり、つらい思いをしていた時期は必ずあります。
どんな人でも、泥臭く頑張っていた時期があり、今も頑張り続けています。
ふつうは、
失敗して、失敗して、失敗してやっと成功するくらいです。
特に大学生だと経験も浅い分もっと失敗すると思います。
- だまされたり
- 無駄な時間になったり
- 信用を失ったり
すると思います。
失敗や絶望して泣いたとしても
「じゃあ次はどうするか」
と振り切れるかどうかが最も大切です。
誰でも落ち込んだり、悲しむことはあります。
決してあなただけではありません。
一番重要なのは、そこからどう立ち直るかです。
あなたは前を向ける勇気を持っていますか?
自由だからこその負担

フリーランスになると、生活の大部分が自由になります。
働き方はもちろん、住む場所や、時間なども自由です。
ですが、同時に選択のすべてが自由になります。
学びも人間関係も契約もすべて自分で決めることになります。
例えば、会社ですと、エンジニアが商談することはまずありえません。
ですが、フリーランスですと、エンジニアも商談します。
つまり、本来の自分の業務以外の責任も負うことになります。
普通の新社会人以上の負担が生じるのは当たり前です。
確かに、得られる利益や達成感はすべて自分の成果によるものとなりますが、その分知っておくべきことも大幅に増えます。
その代わりとして得られるのが自由です。
もちろん、経験して慣れるしかありませんが、その過程は決して楽ではないことは考慮するようにしましょう。
精神的に安定しない

確かにフリーランスの収入は青天井です。
頑張れば頑張るほど稼げるようになりますし、成果に対す収入もすべて自分のものになります。
ですが、仮に年収1000万だったとしても来年も同様に稼げているかはわかりません。
次年度には食べていけるだけのお金すらないということも考えられます。
また、フリーランスと考えると、稼げている人を想像すると思いますが、稼げていない人もいます。
むしろ稼げていない人のほうが多いです。
会社員、フリーランス問わず、継続的に安定して稼げている人はほんの一部です。
そのうえで、明日が保障されていないからこその不安は想像以上に大きいものとなります。
実際に、フリーランスの約4割が次年度には異なる就業形態をとるか、無業となっています。
稼げている人でも安定を求めて会社員に戻る人は少なくありません。

僕の考えと口コミ

上記のようなことを書いていたら、やる気を失うかもしれませんが、大丈夫です。
もちろん、よく考えて選択すべきですが、過度に心配する必要はありません。
僕もほぼフリーですが、ポジティブに考えるようにしています。
確かに不安なこともありますが、それはフリーランスに限った話ではありません。
ですので、ポジティブにとらえるようにしましょう。

安定は実力で築く
稼ぎ続ける努力をする
失敗から学ぶ
など、要は考え方です。
- 実力があればフリーランスでも安定します。
- どんなに稼げるようになっても愚直に努力し続けなければいけません。
- 失敗してもいいので、その後どうするかが肝心です。
少なくとも本気で取り組めば、人生が終わることはありません。
本当に稼げるスキルがあれば就職もすぐにできます。
むしろ、会社に頼って努力していない方が、会社がつぶれたり、クビになったりしたときに困ります。
結局は、会社員でもフリーランスでも努力し続けないといけません。
この前提は間違えないようにしましょう。

努力しなければ雇用形態に関係なく成功はしません。
成功している人に嫉妬して何も変わらない人生になります。
成功の裏の努力に目を向けるようにしましょう。
また、フリーランスだと、やることが多い分、人としての成長度も大きいです。
大変かもしれませんが、必ず成果は自分に帰ってきます。
フリーランスになることで、会社員では決して経験できないようなことが経験できるので、あきらめずに頑張ってください。
フリーランスに向いている職業
5年後10年後のことを考えておすすめできる職業を紹介します。
場所に問われずに働ける方法から選択しています。
ブログ・アフィリエイト→Webマーケター

定番かもしれませんが、ブログです。
ブログは確立した方法で、長期的に取り組めれば軌道に乗りやすいです。
一度軌道に乗ってしまえば、しばらくの間は収入の維持ができるためおすすめです。
ただ、ブログだけで終わるのは非常にもったいないです。
ブログで稼げるようになると、Webマーケターとして働くことができるようになります。
Webマーケターになると収入的にさらに安定するので、フリーランスになる場合はWebマーケターを目指しましょう。
もちろん、中にはブログだけで稼いでいる人もいますが、大学生のうちはできるだけ経験を積むように心がけましょう。

Webデザイナー

Webデザインもフリーランスにおすすめです。
主にクライアントから依頼されたWeb制作のデザインを担当します。
クライアントの要望を的確にヒアリングし、サイトの構成やレイアウトを考えて、デザインをコーティングします。
デザイナーは女性に人気があり、比率も女性のほうが多くなっています。
デザイナーの数のわりに、高レベルのデザイナーは少ないものです。
最初は低収入になりがちですが、専門の幅を広げれば十分にフリーランスとして活躍することができます。
具体的には、PhotoshopやIllustratorなどのデザインツールの使用方法に加え、HTML,CSS,JavascriptなどのWebサイトを作る言語を習得するようにしましょう。

HTMLとCSSは必須ですが、Javascriptも習得することで、動きのあるサイトを制作できるようになります。

プログラミング(開発、Web制作など)

プログラミングは挫折率も高く、覚えるまでにどうしても時間がかかってしまいますが、できるようになるととても安定します。
分野にもよりますが、プログラミングだけでも十分に稼ぐことができます。
また、働き方の自由度が高いことも特徴で、リモートワークやフレックスタイム制が広く受け入れられています。
そのため、副業もしやすく、本業と合わせることで所得のアップを図ることができます。

始める時期にもよりますが、大学生からプログラミングを始めたら、卒業するころには困ることなく働けるくらいにはなるでしょう。

動画クリエイター

動画クリエイターは、企業がYouTubeやInstagram、TikTokを運用するようになったことが後押しし、需要が拡大しています。
そのおかげで、動画クリエイターが不足している状況が続いており、個人でも稼ぎやすい職種となっています。
初めのうちは高収入ではありませんが、比較的早い段階から稼ぐことができます。
注意点としては、未経験ですと不適切に扱われることもしばしばありますので、スクールなどで基礎は身に付けるようにしましょう。
動画編集だけでは給料が伸び悩む場合は、企画やディレクション、撮影などのスキルを身に付けることで安定します。



大学生からフリーランスになる手順

具体的な目標を立てる
まずは目標を明確にしましょう。
「○○で稼いでみる」
とかで大丈夫です。
あれも、これも、という状態にはならないようにしましょう。
やみくもに進めても迷子になり、挫折の原因となります。
最初は必ず一つに絞って目標が達成できるようにしましょう。
スクールに通ってみる
独学もよいですが、目的に合ったスクールを受講されることをおすすめします。
独学ですと、知識は身に付きますが、案件の取り方やフリーランスとしての生活の仕方がわからない状態からのスタートになります。
経験がないと、不平等な契約になったりと、不利益を被ることになりかねません。
確かに、スクールに通うと確かにお金が必要ですが、本気でフリーランスを目指すならそれなりのスクールに通うことをおすすめします。
学習方法を教えてくれるだけでなく、案件の取り方や働き方など、卒業後の支援もあるため、大学生なら一度は経験するのが良いです。

フリーランスでは、制作などの仕事も大切ですが、それと同じくらい契約の交渉やコミュニケーションも大切になります。
スクールのように、頼れる人がいるうちに、多くを経験しておく方が得策です。
インターンに参加してみる

スクールで学んだあとは、その経験を生かして、長期インターンに参加して実務経験を積むようにしましょう。
長期以外のインターンは、会社説明やグループワークなど、一般業務以外のことをすることが多いです。
一方、長期インターンですと、正社員と同様の仕事をします。
仕事を獲得するうえで実務経験の有無は大きいです。
実務経験がないと、仕事獲得のハードルは急激に上がります。
また、正社員として働くより圧倒的に採用されやすいのもメリットです。
正社員ですと、実務経験がないと働ける場所が限られてきます。
ですが、インターンであれば比較的働くハードルは低くなります。
大学生であるからこそ長期インターンに参加し、早い段階から実務経験を積むようにしましょう。
人脈を広げる
ここら辺の段階で少しずつ人脈を作るようにしましょう。
オンライン、オフラインは問いませんが、人脈を広げることで仕事がもらえたり、思わぬチャンスに巡り合うことがあります。
また、フリーランスとなれば、自然と人脈を作らなければ仕事を得ることができなくなります。
そのためにも、余裕があるときに少しずつでも人脈を作るように心がけましょう。
フリーランスになってから焦っていては遅いです。

これも大学生だからこそ得られるチャンスというものがありますので、今の状況を最大限に生かすようにしましょう。
副業の延長で稼いでみる
ある程度実務経験を積んだら、クラウドソーシングを活用して副業に挑戦しましょう。
最初は不安かもしれませんが、簡単なものから少しずつ取り組んでいきましょう。
この時には、実務経験があるので、比較的仕事は取りやすくなっています。
自分で仕事を獲得するという経験はフリーランスにとって必須です。
いきなりフリーランスになるのではなく、副業という形で空いた時間を使って、クラウドソーシングの活用に慣れるようにしましょう。
フリーランスへ
副業で安定的に仕事が獲得できるようになると、フリーランスとして活躍できるようになります。
この頃には、仕事の獲得方法や時間管理、クライアントのコミュニケーションなど、フリーランスになるうえで欠かせれないものはできるようになっています。
最初からということではありませんが、
理想は自分から営業しなくても依頼が来るくらいです。
この状態になると、本来の自分の仕事に集中できるため、非常に効率的に仕事をすることができます。
なかなか難しいとは思いますが、安定的に稼ぐためにも理想は高く持つようにしましょう。

大学生が注意すること
最後に大学生が行動するうえで注意することをまとめました。
フリーランスは選択の自由がありますが、自由が故に大学生にとっては負担になることもあります。
働き方の選別
最近
- 楽して稼げる
- 誰でも稼げる
- 毎日1時間で大丈夫
というのが多いです。

実際にSNSで稼いでいる人もいますが、DMを送ってくる人の9割は詐欺か話を盛っているだけです。
冷静に考えればわかる話ですが、数年間学んだだけの人から教えてもらうより、名のあるスクールに通って基礎を固めたほうが確実です。
本当に稼げたとしても、継続的に稼げなかったら後で後悔するのは自分です。
小遣い稼ぎでするのは結構ですが、本気で成功したいと思うなら、やるべきではありません。
大学生の唯一の武器は、使える時間の量です。
せっかくの大切な時間を無駄にはしないようにしましょう。
詐欺に騙されない

ビジネスの世界になると詐欺はつきものです。
どんなに自分がまじめに働いていたとしても、利害関係の上に成り立つ関係が多いがために必ず怪しい話は出てきます。
完全に詐欺とわかる話は少なく、
「一見クリーンに見えるのにグレーだった」
「自分は善意のつもりだったが搾取されていた」
という判断しにくいものが多いので、契約や交渉するときには細心の注意を払うようにしましょう。
ですが、どんなに注意していても騙されることはあります。
だまされるのは良いことではありませんが、感じなのはその後の行動や措置です。
最悪騙された場合は、必ず放置はしないようにしましょう。
自分ではどうしようもない場合は、一人で悩むのではなく、必ず信頼できる人に相談するようにしましょう。
確定申告
確定申告は忘れないようにしましょう。
今までは税金が必要なかったか、会社に払ってもらったりしていましたが、フリーランスになると自分で払わなければいけません。
大学生だとうっかり忘れてしまうこともありますが、必ずできるようにしましょう。
最初は難しく感じますが、毎年のことですので慣れてきます。

こういう経験もフリーランスならではですので、めんどくさがらずにできるようになりましょう。
まとめ
本記事では、大学生からフリーランスになる方法についてお伝えしてきました。
会社員、フリーランスと、どの道を選んでも必ずメリットとデメリットがあります。
もし迷ったりした場合には
「どのような人生を送りたいか」
ではなく、
「どのような人生は送りたくないか」
など、別視点からよく考えて決断するようにしましょう。
僕はフリーランスになることには賛成しますし、応援しています。
苦労も多いとは思いますが、少しでも皆さんが理想の姿に近づけることを願っています。