
SEOって何?
SEOを学ぶとどのようになるの?
SEOはどのように学べばいいの?
などの悩みがあるのではないでしょうか?
中にはそもそもSEOとは?
という人もいるでしょうし、SEOについてこれから勉強したいという人もいるでしょう。
始めにお伝えすると、SEOを学ぶことによってできることは大きく増えますし、その分選択肢も広がります。
就転職を考えている人から副業、フリーランスまで幅広く対応していますので、ここでまとめて確認しておきましょう。
おすすめの人
- SEOについて知りたい人
- これからSEOを学ぼうとしている人
- SEOを身に付けるとどうなるのかを知りたい人
「まだブログを作ってない!」って人は以下から10分程度で作ることができますので参考にしてみてください。
初心者必見SEOとは何か?

まずは『SEOとは何か?』から見ていきましょう。
SEOとはSearch Engine Optimizationの頭文字をとっており、日本語に直すと検索エンジン最適化を意味します。
また、Googleなどの検索エンジンで何か検索をしたときに、特定のキーワードに対して管理しているサイトの検索順位を上げることをSEO対策と言います。

ちょっと分かりにくいな…
という人もいると思いますので、もう少しかみ砕いて解説しますと、SEO対策は以下のような流れです。
ポイント
- 例えばある読者が「ブログ」について検索する
- ブログに関する記事がたくさん表示される
- その記事の順位はSEOによって決まっている
- SEO対策でより上位に表示させ、読者の流入を促す
という流れになっています。
つまり、SEO対策は
- 個人ブロガーの場合:自分のサイトを上位に表示させるため
- 企業のSEO担当者:自社、もしくは担当している企業のサイトや商品を上位に表示させるため
に行います。

一言で言ってしまえば読んでもらうために、記事を読まれる場所に設置するという感じです。
そして、SEOの評価に関わるものはたくさんありますので、SEO対策をするためにはそれらを一つ一つ調整していく必要があります。
よって、SEOとはWeb上で読者を引き付けるための施策の一つであり、Webマーケティングの一分野でもあります。

WebマーケティングにはSEO対策以外にもあるの?
と思ったと思います。
実は、Webマーケティングには大きく分けるとSEO対策のほかにも広告運用というものがあります。
SEO対策と広告運用については次で紹介します。
SEOについて詳しく知りたい場合はこちらの記事が参考になります。
時間があれば一読することをおすすめします。
初心者必見SEO対策と広告運用について

SEOと広告運用、特にリスティング広告と言われるものについて比較していきます。
これも簡潔に述べますと、SEOは検索エンジンに対するものでしたが、リスティング広告は検索キーワードと関連しています。
つまり、何かしらの特定の言語で検索されたときのみ、広告を表示します。
検索順位とか記事の質とかではなく、必ず表示されるのがリスティング広告になります。

結局、SEOとリスティング広告は何が違うの?
と思うかもしれません。
ですので、SEOとリスティング広告について表でまとめると以下のようになります。
SEO | リスティング広告 | |
即効性 | 低い | 高い |
費用 | なし | あり |
掲載順位 | ブログの質 | 広告費用と品質 |
期間や時間の設定 | できない | できる |
のようになっています。
一つずつ見ていきましょう。
SEOとリスティング広告即効性
SEOに関しては検索エンジンによる評価ですので、評価されるまでに時間がかかります。
個人ブログの場合ですと、そもそもブログを作った初期のころはサイト自体に力(ドメインパワー)がありませんので、どれだけ良い記事を書いても読まれる可能性は低くなります。
他にもSEOで関係することとすれば
- 内部・外部リンクの数
- 記事数と記事同士の関係性
- 専門性・権威性
などとなりますが、これらはすぐに取得できるものではなく、時間とともに成長するものとなっています。
従って、SEOは時間がかかる施策となっています。
一方のリスティング広告ですが、これは即効性が非常に高いです。
リスティング広告はあくまで『広告』ですので、予算などを決めて出稿すれば数十分で表示されるようになります。
よって、すぐに結果を出したいならリスティング広告、長期的な視野で上位表示を目指すならSEOとなっています。
SEOとリスティング広告費用
まず先にSEOですが、こちらはもちろん無料です。
SEOは広告ではありませんので、費用が掛かることは一切ありません。
強いて言うならばブログを書く必要がありますので、ブログ維持に必要な料金程度です。
一方のリスティング広告ですが、これも『広告』である以上、出稿するのにはお金が必要です。
予算に関しては出向者の考え次第となりますが、おおよそ5万/月くらいからと考えると良いでしょう。

SEOは広告ではありませんので、掲載に対する費用は一切かかりません。
SEOとリスティング広告掲載順位
次は掲載順位になります。
先ほどもお伝えしましたが、SEOは検索エンジンによる評価がカギとなっています。
そのため、順位が上がることはありますが、自由にコントロールすることはできません。

順位を上げるためには記事の質を上げたりと時間が必要ですし、こちらが手を加えることは不可能です。
一方のリスティング広告ですが、こちらは順位も自由にコントロールすることが可能です。
というのも、リスティング広告は広告の品質と費用によって決まっています。
つまり、仮に品質が悪かったとしてもお金を使えばすぐに解決することができるというわけです。
もちろん、費用にも品質にもこだわるべきですが、コントロールができるかできないかで考えると、リスティング広告の方がコントロールしやすいです。
SEOとリスティング広告期間や時間の設定
こちらもSEOから見ていきますが、SEOの場合は記事を上位に上げるのも時間がかかりますが、どのくらいの時間キープするかを決めることができません。
当然、自分よりも良い記事があればその分順位は下がりますし、そうでなければ高い順位をキープします。
一方のリスティング広告ですが、こちらは掲載期間や時間を決めることができます。
配信を開始すればすぐに掲載されますし、配信を止めればすぐに掲載も終了します。

リスティング広告はデジタルではありますが、広告であることに違いはありません。
つまり、通常の広告同様に、掲載するためには費用がかかりますし、掲載期間も決めることもできます。
SEOとリスティング広告見分け方について
では、最後は両者の見分け方です。
これは非常に簡単で、今回は『SEO対策』と検索した時を例に考えてみます。
実際に検索してみると、以下のような結果となります。

このような結果となっており、最初の3つの記事に関しては『広告』という文字が記されていますが、それ以降は何もついていません。
実は『広告』のマークがついているものがリスティング広告であり、それ以外がSEOによる評価に基づいた記事となっています。
図からも広告は無条件で上位に表示されていることがわかると思います。
逆に、SEOではリスティング広告より上位に表示させることはできませんので、SEOで上位を狙う場合はリスティング広告の数も考える必要があります。

リスティング広告しかないのに、SEO対策で上位表示を目指しても意味がありません。
SEOとリスティング広告の違いを理解しておくようにしましょう。
初心者必見SEOを学ぶメリット3選

先ほどまででSEOとリスティング広告の違いについて紹介しましたので、ここではSEOを学ぶメリットについて見ていきましょう。
先にSEOを学ぶメリットを紹介すると以下のようになっています。
ポイント
- Webマーケティングに関するスキルが身につく
- 就転職の幅が広がる
- 長期的な収入増加を期待できる
それでは以下で詳細を確認していきましょう。
SEOを学ぶメリット1商品の売り方がわかる
まず一つ目は『商品の売り方がわかる』です。
そもそも、なぜSEO対策をするのかを考えると、これは特定の商品の売り上げを伸ばしたり収益を上げるためです。
つまり、SEOを学ぶということは商品の売り方を学ぶと言い換えることができます。
通常モノを売るためには『集客→教育→販売』という3つのステップがあるのですが、SEOを学ぶことで販売以外のステップを学ぶことができるからです。
なぜなら
- 読んでもらう(集客)のためには読まれる記事を書く必要がある(SEOで高評価を得て記事を上位に表示させるなど)
- 購買意欲を高める(教育)ためには買いたくなる記事を書く必要がある(ユーザービリティの高い記事を書くなど)
となっているからです。
販売、つまり商品を作るということはSEOではしませんが、それ以外は経験することができます。
SEOはあくまでWeb上の仕組みではありますが、この『モノを売る仕組み』というのはWeb以外でも共通して存在するものです。
その仕組みをコスパ良く学べるのはSEOを学ぶ特徴と言えます。
また、先ほど商品を作る経験はしないと言いましたが、実は経験することもできます。
方法としては、個人でnoteなどを有料教材として売る方法です。
情報商材を作って、そこにSEOなどで集客すればすべてのステップを学ぶことができます。
また、情報商材はなぜかよくないというイメージが付きものですが、決して悪いわけではありません。

価値のない情報を高値で売る詐欺が多いので『情報商材=ダメ』という印象がありますね。
もちろん、商材を見極める必要はありますが、情報を売ることも買うことも悪いわけではありません。
マーケティングは良いことにも使えますが、使い方を誤ると悪いことも簡単にできるようになります。
決して使い方は誤らないようにしましょう。
SEOを学ぶメリット2就転職の幅が広がる
二つ目は『就転職の幅が広がる』です。
SEO、つまりWebマーケティングに関するスキルを身に付けるということは就転職の幅を広げるのに大いに役立ちます。
近頃はITが人気となっておりプログラミングやデータ分析に注目が集まっていますが、Webマーケティングも将来性は高いです。

個人的にはWebマーケティングはITほど注目が集まっていませんので、先に学んでおくのは良いように感じています。
というのも、以下がインターネット広告費の推移になりますが、年々上昇しており2021年にはテレビの広告費を超えたことがわかると思います。

当然ですが、Webマーケティングが重要視されるようになると、その分求人数が多くなるのは自明でしょう。
WebマーケティングがWeb系にもマーケティングにも属しているため、正確さはやや欠けると思いますが、求人数の伸び率は高いです。
実際に下の記事でも『Web・デジタルマーケティング』の伸び率が200%を超えていることがわかります。

さらに、Webマーケティング職の給料ですが、平均年収は511万と日本の平均年収である403万円と比べると約100万円も高いのがわかります。
よって、成長度・求人数・給料の観点で考えてもWebマーケティングスキルを身に付けることは就転職において大きなプラスとなるでしょう。
SEOを学ぶメリット3長期的な収入増加を期待できる
三つめは『長期的な収入増加を期待できる』です。
これはSEOの特徴を知っていないとわかりにくいことですが、SEOで上位に表示できたりすると、しばらくの間はその順位が継続されます。
つまり、個人ブログなどで一度収入が発生すると、多少手を止めても継続した収入を確保できるようになります。
これが、よくネットやSNSで『働いていないのに稼げる』と言っている人の理由です。

当然ですが、稼げるからと手を止めるよりは更新し続けたほうが結果は出やすいです。
また、長期的に考えれば収入は下がっていきます。
副業でもフリーランスでも個人でブログを運営する必要はありますが、毎月毎月一定の収入を確保し続けることができるのは嬉しいことだと思います。
次はSEOを学ぶ具体的な方法です。
初心者必見SEOを学ぶ具体的な方法5選

ここでは『SEOを学ぶ具体的な方法5選』について見ていきます。
先に学習方法を紹介すると以下のようになります。
ポイント
- 書籍で勉強する
- Webサイトで勉強する
- 資格を勉強する
- 動画教材で勉強する
- オンラインスクールで勉強する
となります。
一つずつ見ていきましょう。
SEOを学ぶ具体的な方法書籍で勉強する
1つ目は書籍で勉強する方法です。
SEOに関する本はたくさん出ていますし、SEOに関連するライティングや心理学に関する本も多数でいます。
おすすめの本をいくつか紹介します。
『10年使えるSEOの基本』は検索エンジンの仕組みや被リンクの重要性など、Googleのアップデートで問われないようなSEOの基本が集約されています。
SEOについて始めて勉強する人でも理解できるような分かりやすい解説となっています。
『いちばんやさしいSEOの教本』は『10年使えるSEOに基本』から比べるとやや難しい内容となっていますが、図解で解説しているので理解はしやすいでしょう。
中級レベルまで対応していますので、少しSEOの経験がある人にも向いています。
『これからのSEO内部対策本格講座』はSEOの中でも内部リンクに特化した本となっています。
外部リンクと内部リンクの違いなども記されています。
内容は中級以上となっていますので、これから本格的に内部リンク対策をしようと考えている人におすすめです。

ブログにはSEOのほかにも様々なスキルが組み込まれていますので、SEO以外も学ぶと成長します。
SEOを学ぶ具体的な方法Webサイトで勉強する
2つ目はWebサイトで勉強する方法です。
この方法が一番簡単かと思いますが、Webサイトで検索したり、ほかのブログを見るなどして勉強するようにしましょう。
SEO的な文章構成や基本となる考え方ならググればすぐに見つかります。
また、成果を上げているブログを実際に見ることで実践レベルでの学習となりますので、本格的にブログを書き始めたら他のブログもチェックすると良いでしょう。

内容をパクるのは良くありませんが、参考にするのは重要です。
使われているテクニックや表現は吸収し、オリジナルの記事を書くようにしましょう。
SEOを学ぶ具体的な方法資格を勉強する
3つ目の方法は資格を勉強するです。

SEOに検定ってあるの?
と思ったかもしれませんが、実はSEO検定というものが存在します。
4級から1級まであり、最新のSEOについて学ぶことができます。
更に、SEO検定に合格すると資格取得者のホームページから外部リンクをもらうことができますので、SEOとしての効果も十分期待できます。

勉強るだけでSEOについての知識、外部リンク、権威性を一気に取得できるのは効率が良いですよね。

資格だから取得するのは難しいそうだけど…
と思ったかもしれませんが、SEO検定の合格率は70%ほどと比較的高くなっています。
もちろん級が上がるごとに難しくはなりますが、1級でも同程度の合格率となっていますので、余裕があれば取得しといてもよいでしょう。
SEO検定に関する教材は以下で確認できるようにしておきますので、良ければチェックしてみてください。
SEOを学ぶ具体的な方法動画教材で勉強する
4つ目は動画教材で学習する方法です。
一番おすすめなのは定番かもしれませんが、YouTubeです。
無料で視聴することができますし、有名なブロガーやWebマーケティング担当者の解説がたくさんありますので、チェックすると良いでしょう。

無料で視聴できるのはありがたいですよね。
もう一つ、こちらは有料になりますが、Udemyもおすすめです。
通常料金はかなり高額となっていますが、月に数回行われるキャンペーン期間中は1講座2,000円以下で視聴することができます。
Webマーケティング以外にも様々なことに対応していますので、日々の学習の1つとしてもよいでしょう。
SEOを学ぶ具体的な方法オンラインスクールで勉強する
5つ目はオンラインスクールで勉強する方法です。
最近はありがたいことにSEOを専門としたスクールもありますので、本格的に基礎から実践まで学ぶことができます。
スクールによって特徴は異なりますが、大半のスクールではSEOを使って就転職することが目標となっています。
そのため、SEOのスキルを身に付けて就転職をしようと考えている人にはメリットが大きいと思います。

スクールは時折非難されることがありますが、決して質が悪いというようなことはありません。
むしろ、スキル習得から就転職のための自己分析などがセットになっていますのでかなりお得になっています。
特にSEO関連でおすすめできるスクールは以下の3つになっています。
ポイント
- WEBMARKS:SEO対策特化型スクール、SEOを専門にしたWebマーケターを目指す人に最適のスクール
- Withマーケ
:SEOを中心としたWebマーケティングスキルを習得したい人におすすめ、サブスク型のオンラインスクール
- CONOWAスクール:新しめで名古屋にあるスクール、8か月と長期学習にも関わらず165,000円で受講が可能

Withマーケは僕がブログを始めたきっかけでもあるスクールですのでおすすめとなっています。
3つのスクールの詳細は以下から確認することができますので参考にしてみてください。
まとめ

今回はSEOについてから解説し、SEOを学ぶメリットや学び方まで紹介しました。
SEOを学ぶことで就転職にも生かせますし、フリーランスも目指すことができます。
また、副業として本業にプラスした安定的な収入を確保することにもつながりますので、ぜひとも身に付けたいスキルとなっています。
これまでSEOについて詳しく考えてこなかった人も多いかもしれませんが、しっかりと学べば効果が大きい内容ですので、挑戦してみてください。