
専門的な知識がないけどブログできるかな?
どうやってブログの専門性を高めよう?
スキルを身に付けてからブログを書いた方が良いのかな?
など、ブログの専門性という部分に不安を感じている人は多いでしょう。
特に、これから自分が始めようとしているジャンルで、先人の人が素晴らしい実績があるとビビりますよね。

「あ…無理かもしれない…」となりますね。
ただし、誰もが最初から確固たる実績があったわけではありませんし、後々実績を身に付けることも可能です。
ということで、本記事は
ポイント
- ブログでの専門性が心配な人
- どのように専門性を高めるか知りたい人
- 自分の専門性に不安がある人
などにおすすめの内容となっています。
これからブログを始めるという人は、以下の記事から確認することができますので参考にしてみてください。
目次
ブログの専門性とは?

まず

ブログの専門性って何?
という問いに対する答えですが
発信するジャンルのことに対し、どれだけ専門的な知識があるのか?
ということです。
つまり
ポイント
- 読書系=どれだけの本を読んでいるか?本の執筆はしているか?
- 英語系=留学の経験はあるか?TOEICのスコアや英検などの資格は持っているか?
- ブログ系=どれだけの実績があるか?SEO検定などの資格は持っているか?
などになります。
また、専門性というのは資格などの明確なものである必要性はありません。
たとえば
- グルメが好きならどのくらい食べ歩きなどをしているのか?
- 特定のお店が好きならどのくらいの頻度で通っているのか?
なども専門性の一つではあります。

必ずしも資格のような明確な実績である必要はありません。
【結論】ブログに専門性は必要なのか?

ここで、結局ブログに専門性は必要なのか?ということですが
必要です!
もしかすると

どうして?
と、疑問に思われた方もいるかもしれませんが、それなら
あなたは何の実績や経験もない人のことを信じることができるでしょうか?
たとえば
- 片方は海外経験がある人が紹介する英会話教材A
- もう片方は何の経験もない人が紹介する英会話教材B

とあった場合、あなたはどちらの人が勧める教材を購入するでしょうか?
仮に同じ商品だったとしても、おそらくはAの教材を購入するでしょう。
これがブログでも同じ理屈ということです。
ブログで専門性が高いと評価が得られる
ブログでは専門性が高い方が信頼されやすいことが分かったと思います。
ですが、その信頼というのは私たちに対してだけではありません。
Googleからの評価も高くなります。
Googleでも「E-E-A-T」というのを定めており、この基準を満たした記事を高評価するように作られているからです。
- E:Experience(経験)
- E:Expertise(専門性)
- A:Authoritativeness(権威性)
- T:Trust(信頼性)
もちろん、これらだけですべてが決まるわけではありませんが、ブログではどのジャンルであっても必要なこととなります。

ブログをする以上、最低限のSEOの知識を身に付けることは極めて重要です。
ブログで専門性が高いとメリットが大きい
ブログでも専門性が高く、Googleから評価を得られると検索されたときに優先的に表示されるようになります。

どういうこと?
と思われた方でも大丈夫です。
例えばですが『ブログ 始め方』と検索したとしましょう。
すると、ブログの始め方についての記事がいくつか表示されると思います。

実際に検索すると、以下のように表示されます。

表示のされ方は、月日や地域によっても変わりますが、この表示される順番に影響を与えるのです。
つまり
ブログの専門性を高め、Googleから高評価をもらえると、上位のクリックされやすい位置に表示されるようにしてもらえる
というわけです。

検索した時に、上位の1つか2つの記事で満足することが多いですよね。
つまり、上位に表示することで見てもらえる可能性が高くなるということです。
ユーザーにブログを読んでもらうためには、専門性を高めなければいけないことが分かったと思います。
ブログの専門性がない場合の対処法

ブログの専門性が重要なことが分かっても、そもそも専門性がないという人が大多数ですよね。
そのような場合は
ポイント
- 発信するジャンルの勉強をする・詳しくなる
- 経験を重視するようにする
が効率的です。
発信するジャンルの勉強をする・詳しくなる
1つ目は、発信するジャンルの勉強をすることです。
これは当然ですが、勉強すれば自然と詳しくなっていきますよね。
ただ、勉強したところで証明するものがないということも多いと思います。

グルメに関する勉強なんてどうしろという話ですよね。
ですが、これはそこまで難しく考える必要がなく、例えば
- 毎日ネットで研究している
- 動画でリサーチしている
などでも無いよりはましです。

大きな実績はなくても、小さな実績を見つける努力をするようにしましょう。
経験を重視するようにする
次は、経験をすることです。
というのも、先ほど紹介したE-E-A-TにもExpertise(経験)が含まれているからです。

なぜ経験が重要なの?
と思うかもしれませんが、読者の信用につながるからです。
ブログを始めると様々なことを考えがちですが、最終的な目標は読者を満足させることです。
となると、実際に経験した情報は信用性が高くないですか?
例を出して考えてみましょう。
仮に全く同じ商品だとして
- 実際に使ったバスツアーの紹介
- 利用したことは無いが、人気のあるバスツアーの紹介

という2つの紹介があったとします。
あなたはどちらの商品を信頼するでしょうか?
おそらくは実際に使ったバスツアーの紹介だと思います。

いくら人気があっても、経験していなければ本当に良いのか分かりませんよね。
ということで
専門性が欠ける場合は、勉強をして補うか、経験でカバーするのが良いでしょう。
ブログの専門性以外で注意すること

ここまでで、ブログの専門性が重要ということと、専門性を補う方法について紹介してきました。
ですが、専門性だけを補えばすべてが完結するわけではありません。

当然ではありますね。
ということで、ブログを書く上で注意することをいくつか紹介します。
ポイント
- ブログはできるだけジャンルを特化させる
- 1記事に対して1キーワードを意識する
- YMYLジャンルは避けるようにする
順番に見ていきましょう。
ブログはできるだけジャンルを特化させる
まずは、できるだけジャンルを特化させることです。

特化させるとはどういうこと?
と思われるかもしれませんが
- ブログジャンルならブログに関することだけを書く
- プログラミングならプログラミングに関することだけを書く
ということです。
なぜこれが重要なのかということですが、また例を見て考えましょう。
- 焼き芋専門店が販売する焼き芋
- スーパーで販売されている焼き芋

このように2つの焼き芋があった場合、おそらくは焼き芋専門店の焼き芋を買うでしょう。

厳密には好みや値段、品種などもあるとは思いますが…
つまり、何でも屋よりは専門店の方が信頼度が高いということになります。
これは、ブログでも同様の理屈になっています。
1つのブログであれこれと紹介するよりは、1つのジャンルに特化した方が評価は高くなるのです。

現実的には、ジャンルを絞るとネタが少なくなるという懸念点もあります。
詳しくは以下も参考にしてください。
1記事に対して1キーワードを意識する
次は、1記事に対して1キーワードということです。
簡潔に言うと、欲張ってはダメということです。
たとえば
ブログで書くならブログについて、パソコンについてならパソコンについて
ということです。

極端な例ですが、途中までブログのことを書いていたのに、途中でパソコンになったら怖いですよね。
ただし
読者の意図を予測するのはOK

どういうこと?
という感じですよね。
簡潔に紹介します。
例えばですが『ブログ 継続の方法』と検索したとしましょう。
この人は継続の方法を知りたいと思っているのですが、同時に
継続がつらい、ブログがつらいと思っている可能性も高いです。

これが分かると、ブログの継続方法にプラスして
ブログを続けるべき理由などを、軽く紹介するべきということが分かってきます。

読者に親切なブログ記事を書くようにしましょう。
YMYLジャンルは避けるようにする
最後は、YMYLジャンルを避けることです。
YMYLとは『Your Money or Your Life』の頭文字を取ったものとなっており
「人の将来の幸福、健康、経済的安定、または安全に影響を与える可能性のあるトピック」
と定義されています。
これの何に問題があるのか?
ということですが、このようなジャンルに値すると、通常よりも評価基準が高くなるので、一般的なブログは表示されなくなります。
つまり、どれだけ良い記事を書いても意味がないということです。

なぜそんなことをするの?
と思われるかもしれませんが、例えば医療について検索した時に、個人ブログの記事が表示されたらどうでしょうか?
ちょっとGoogleを疑いたくなりますよね。
おそらくは、病院のサイトや医師のブログを見るはずです。
他には、金融、健康、政治などがありますので、注意しましょう。
ブログの専門性への勘違い【初心者】

ここまでブログの専門性について紹介してきましたが、専門性という意味合いを間違えてとらえては意味がありません。
ポイント
- 難しい専門用語ばかり使う
- 上から目線のブログを書く
- 読者視点から外れた自己満足なブログを書く
等は注意しましょう。
難しい専門用語ばかり使う
難しい専門用語ばかり使っていても、読者は疲れるだけです。
論文などの正確性が求められる場合ならともかく、ブログは必要な分だけで十分です。

専門用語を使えばプラスになるわけではありません。
また、専門用語を使う場合は、例を出すようにしましょう。
繰り返しの紹介になってしまいますが
ブログで重要なE-E-A-Tは
- E:Experience(経験)
- E:Expertise(専門性)
- A:Authoritativeness(権威性)
- T:Trust(信頼性)
ということです。
このような説明がなければ

E-E-A-Tって何のことだ?…
となりかねませよね。
上から目線のブログを書く
こんなことをする人はいないと信じていますが、上から目線のブログではダメです。
例を出しましょう。
ポイント
- 初心者は量がすべてだからブログを書け!
- 初心者はブログを書くことに慣れるのが重要ですので、まずはたくさん記事を書いていきましょう。
と、2つのパターンで考えてみます。
あなたならどちらの意見を参考にするでしょうか?

僕なら後者一択です!
という感じで、あくまで読者と同じ目線です。

初心者は何を思っているのだろう…
と心配される方は、過去の自分に向けて記事を書くのが良いです。
例えば
ポイント
- 転職:仕事がつらいが、転職に成功するか不安な気持ちもあって悩んでいたころ
- 英語:英語が全くできなかったが、海外留学を夢見て英会話を始めようか悩んでいたころ
- ブログ:副業でブログを考えていたが、結果が出るか心配で中々始められなかったころ
などです。

過去の自分の背中をそっと押してあげる気持ちで書くと読者思いの記事が書けますよ!
読者視点から外れた自己満足なブログを書く
自己満足なブログもNGです。
ブログは自分の好きなことを書くというよりも、読者の悩みを解決するためのものです。

日記みたいなブログがダメというわけではありません。
ですが、収益化が目的なら読者のことを考える必要があります。
例を見てみましょう。
ポイント
- 昨日食べた寿司がおいしかった。
- ○〇というところで食べた寿司が、安くて新鮮だったから近くに遊びに行ったときには利用してください。
この場合、①に関しては「ふーん」で終わりです。

芸能人とかでしたら①でも良いかもしれませんが、私たちは違いますからね。
一方の②に関しては、単純ではありますが、読者視点ではあります。
要は、読者にとって有益か無益かということです。

読者のための、有益なブログを目指していきましょう!
まとめ【ブログの専門性を高めていこう!】

ブログでの専門性が何かということから、専門性を高めるための方法を紹介しました。
ブログで重要なことは専門性だけではありませんが、確実に評価の対象となりますので、注意が必要です。
ザクっと内容をまとめると
ポイント
- ブログで専門性は重要
- ブログで専門性がない場合は、身に付けるような行動をすべき
- 専門性以外にも、読者視点のブログを書くことが重要
などとなっています。
読まれるブログを作るためにも、専門性は高めていきましょう!