
テックキャンプが有名だけどどうしようか?
プログラミングはテックキャンプで学ぼうかな?
どのスクールで学ぶのが良いのかな?
など、プログラミングスクールを受講しようとすると、数が多いので迷ってしまいますよね。
特に、大学生だと使える料金も限られていますので、より慎重になります。
ですが、結論から言うと、大学生がテックキャンプを受講するのは止めたほうが良いと思っています。
僕自身もTechAcademyというスクールに通っていましたので、その経験も交えながら
ポイント
- そもそも、大学生がプログラミングスクールに通うのは良いのか?
- 大学生が受講すべきスクールはどこなのか?
- なぜ大学生はテックキャンプを受講すべきではないのか?
などについて紹介します。
目次
テックキャンプとはどのようなスクールか?

テックキャンプとは、エンジニア転職を目指すプログラミングスクールとなっています。
マコなり社長のYouTubeを通しての活動もあり
『プログラミングスクール=テックキャンプ』
みたいな印象を持っている人も多いと思います。

僕自身も、思えば初めてプログラミングスクールに興味を持ったきっかけはマコなり社長の動画でした。
そんなテックキャンプですが、受講できるコースは大きく2つに分かれます。
ポイント
- プログラミングの教養を身に付けるためのプログラミング教養コース
- エンジニア転職を志す人のために、最短10週間で転職できるエンジニア転職コース
となっています。

概要はつかめたと思いますので、より詳しく見ていきましょう。
プログラミング教養コース
まずはテックキャンプ教養コースですが、内容は以下のようになっています。
名前 | プログラミング教養コース |
料金 | 入学金:217,800円 月額:21,780円(初月無料) |
受講形態 | オンライン・通学 |
受講期間 | 無制限(月額制) |
学べる内容 | 副業ノウハウ デザイン・プログラミング AIスキル |
プログラミング教養コースでは月額制を採用しており、満足できるまで在籍することができます。
案件獲得の保証などが付いているわけではありませんが
パーソナルメンターが在籍していたり、メンターに相談できるなど挫折させない環境づくりは徹底されています。

サポート自体はどちらのコースも変わりません。
また、ChatGPTに関する情報をカリキュラムに取り入れているなど、最先端のスキルを取り扱っていることが分かります。

学習カリキュラムはどうしても情報が遅れることがありますが、この速さは素晴らしいと思います。
もう1つのコースは転職向けですので、大学生なら教養コースがベストです。
ただ、大学生だからという特典はなく、料金も入学金と月々の料金を合わせると30万は超えると予測されます。

大学生からの視点ですと、ややお得感に欠ける印象があります。
エンジニア転職コース
次はメインのエンジニア転職コースです。
名前 | エンジニア転職コース |
料金 | 短期集中スタイル(オンライン):657,800円(※197,340円) 夜間・休日スタイル(オンライン):877,800円(※317,800円) ※給付金適応時 |
受講形態 | オンライン・通学 |
受講期間 | 短期集中スタイル:10週間 夜間・休日スタイル:半年 |
学べる内容 | HTML、CSSなどの基礎からRubyによるWebアプリ開発 |
通常料金は高めですが、給付金を適用することによって、お得に受講することができます。
学習内容はプログラミングの基礎的な部分から、Rubyを使ったWebアプリケーション開発が主となっています。
学習カリキュラムは1つですが、受講形態や受講体制などを選択できますので、融通が利くシステムです。

転職がメインのコースですので、大学生にはもったいない感じがします。
テックキャンプの魅力は?

ここでテックキャンプの魅力です。
冒頭でテックキャンプは止めたほうが良いと言いましたが、決してテックキャンプがダメというわけではありません。
ただ、大学生には向いていないと思うだけです。
というわけで、テックキャンプの魅力ですが
ポイント
- メンターが未経験者にプログラミングを教えるプロ
- 転職保証が39歳まで対象
- 転職成功率が98%
となっています。
メンターが未経験者にプログラミングを教えるプロ
テックキャンプのメンターは、ただプログラミングができるだけでなく、接客のプロであることです。
確かに、テックキャンプのメンターは現役のエンジニアではないことがあります。

この現役のエンジニアではないということを否定的にとらえている人もいますが、本当にそうでしょうか?

僕は、現役のエンジニアにこだわる必要はないと考えています。
たとえば、料理教室で料理を教えてもらうときに、いきなり有名シェフから教えてもらっても価値が薄いですよね。
それよりも、料理素人の気持ちが分かるインストラクターの方が安心できるはずです。
プログラミングも同様に、エンジニアであり、教えるプロでもあれば最高ですが、コストのことも考えるとそうはいきません。
どちらが良いかは個人の判断ですが、接客が優れているというのは大きな価値です。

現役のエンジニアに教えてもらいたい人はTechAcademyがおすすめです。
転職保証が39歳まで対象
テックキャンプの転職保証対象年齢は39歳までです。

これは驚くべきことです。
僕はプログラミングスクールを紹介するにあたり、様々なスクールを見てきましたが、39歳まで保証しているスクールはありません。
ほどんどのスクールが、将来性のある20代までが保証の範囲となっています。

30代からのエンジニア転職が難しいというのがよくわかりますね。
転職成功率が98%
テックキャンプのエンジニア転職率は98%となっています。

つまり、転職を希望した人の大半が目的を達成できているということになります。
転職に関しては、専門のキャリアアドバイザーが履歴書の書き方や面接対応などをサポートしてくれるようになっています。
このようなサポートが、高い転職成功率へつながっていることが分かります。

ネガティブなことも言われていますが、結果は出していることが分かります。
テックキャンプが大学生におすすめできない理由

では、なぜテックキャンプが大学生におすすめできないのか?
それは、テックキャンプは転職向けのスクールであり、大学生が通うメリットが少ないからです。
確かに、もともとのカリキュラムがしっかりしているので、スキルが上達しないというわけではありません。
ただ、学割もありませんので、大学生にとってはこれといった良さが感じられません。

給付金制度も使うことができませんので、最低でも30万くらいだとすると悩みますね。
それなら、学割が利くようなスクールや、学生限定のサポートがある方が良いと思えます。
大学生が重要視するポイント

では、大学生がスクール選びで重視するポイントですが
ポイント
- 学割が使えるかどうか
- インターンや就職へのサポートがあるか
などを意識しましょう。
学割が使えるかどうか
まずは学割が使えるかどうかですが、ほとんどのスクールは学割が使えるようになっています。
学割でどれだけ割引されるかはまちまちですが、数万円から20万くらいが妥当な範囲です。
一部例を出すと
ポイント
- TechAcademy
:学割対象コースで5万円前後の割引
- RaiseTech:全コースで10万~15万円程度の割引
- ZeroPlus:全コースで55,000円割引
などがあります。
これらのサービスを利用することで、通常の料金よりもお得に利用できるようになります。

最終的には20~30万円くらいの料金に収まることが多いです。
学生ならではのサービスですので、使わないと損ですよね。
インターンや就職へのサポートがあるか
次は、インターンや就職へのサポートです。
プログラミングスクールと言えば転職サポートを思いつく人が多そうですが、最近は学生用のサポートも見受けられます。
こちらも一例を出すと
ポイント
- DMM WEBCAMP:就活対策コースは、就活とインターンへの参加のサポートをしてくれる
- レバテックカレッジ
:受講できるのは大学生限定で、就職までがセットになっている
- GeekLounge
:大学生向けのスクールとなっており、副業や就活のサポートもしてくれる
などとなっています。
どのスクールも10万円以下から30万円程度と、大学生向けの料金設定となっています。
プログラミングスクールに限らずとも、就活に関するサポートは数が限られていますので、就活に悩んでいる人にもおすすめできます。

大学生の悩みであるスキル取得と就活が一括でできるのはお得なシステムです。
大学生におすすめのスクールは?

では、大学生向けにおすすめのスクールですが
ポイント
- DMM WEBCAMP:就活対策コースは、就活とインターンへの参加のサポートをしてくれる
- RaiseTech:全コースで10万~15万円程度の割引
- GeekLounge
:大学生向けのスクールとなっており、副業や就活のサポートもしてくれる
となっています。
DMMWEBCAMP(就活対策コース)

大手プログラミングスクールのDMMWEBCAMPに大学生向けのコースが用意されました。

学割が使えるだけでなく、インターンへの参加や就活拓策など、まさに大学生のためのコースとなっています。
- プログラミングで就活を有利にしたい!
- 学歴を挽回できるような経験をしたい!
- スクールでの学びが活きるようなところで学習したい!
みたいな気持ちがある人におすすめです。

個人的には大学生に最もおすすめしたいスクールとなっています!
RaiseTech

RaiseTechの魅力は学割の割引率が高いことです。
通常のスクールですと5万円程度の割引ですが、RaiseTechですと
ポイント
- Javaフルコース:448,000円→288,000円
- AWSフルコース:448,000円→288,000円
- Lステップマーケティングコース:398,000円→298,000円
- WordPress副業コース:348,000円→248,000円
- デザインコース:348,000円→248,000円
のように、10万~16万の割引となっており、すべてのコースが20万円台で受講できるようになっています。
また、プラス79,800円で指定の3コースが受け放題となるサービスがあります。

受講できる組み合わせとしては
- ウェブ制作向けの『WordPress副業コース』『デザインコース』『Lステップマーケティングコース』
- エンジニア向けの『AWSフルコース』『Javaフルコース』『Lステップマーケティングコース』
となっています。
- 学割を最大限に活かしてプログラミングを学びたい
- 幅広いスキルを身に付けて差を付けたい
- 卒業後のサポートも整っているスクールで勉強したい
などの思いがある人におすすめのスクールとなっています。
GeekLounge

GeekLoungeは大学生向けのスクールとなっています。
学べる内容もデザイン、アプリ開発、AIなど、合計6コースから選択できるようになっています。
料金も良心的な設定となっており
- 6か月プラン:195,712円(入学金+月額料金)
- 12か月プラン:273,856円(入学金+月額料金)
と、通いやすくなっています。
値段が安いと心配される方もいると思いますが、就活や副業に関するサポートもありますので、安心して利用することができます。
- 学業と両立して自分のペースで学びたい
- 大学生向けのスクールで学びたい
- 時間が取れないから長期間に渡って勉強したい
という人におすすめです。
まとめ【大学生限定のサービスを活用しよう!】

今回は、大学生はテックキャンプの受講を止めたほうが良いということについて紹介しました。
これは、テックキャンプがダメというわけではなく、カリキュラム的に大学生向けではないということです。
大学生向けのスクールで学ぶことで、より安くサポートが充実した環境で学ぶことができます。
目的に応じて利用すべきスクールは変わってきますので、自分に合ったスクールを見つけて、スキルを習得していきましょう。
今回は以上です。