
プログラミングを始める効果ってあるの?
プログラミングをすれば頭良くなれる?
プログラミングができる人って頭が良いような…
など、プログラミングに対する考えを持っている人もいるでしょう。
確かに、プログラミングをしようと思うと、それなりに頭がよくないとできないように感じますよね。
というわけで
ポイント
- プログラミングと頭の良さについて
- プログラミングで身につくこと
- プログラミングを学ぶ価値
などが気になる人におすすめの内容となっています。
目次
プログラミングを続けると頭がよくなる理由

まず、プログラミングを続けると頭がよくなる理由ですが
ポイント
- 論理的思考力
- 問題解決能力
- 記憶力や集中力
- 情報収集能力
- 効率化する能力
が身につくからです。
順番に見ていきましょう。
論理的思考力
プログラミングは、複雑な問題を論理的に解決するスキルを養うため、論理的思考力が向上します。
プログラムを組む際には、複数のステップを組み合わせて解決策を導き出す必要があります。

「何これ?」と思うような条件や構文を1つずつ紐解いていきます。

例えるなら、数学の問題のように何を使うか考えたり、囲碁や将棋のように先を読む力に近いものです。
このようなプロセスをプログラミングでは繰り返します。
そのため、論理的思考力が鍛えられ、日常生活や学業、仕事などでの問題解決能力が向上します。
問題解決能力
プログラミングを始めると必ず遭遇するのが膨大な数のエラーです。

赤字の英語で大量の出てきますので、たまったものではありまん。
このようなエラーに遭遇すると、放っておくわけにはいきませんので、エラーを特定し、修正する必要があります。
また、新しいプログラムを作成する際には、問題を分析し、最適な解決策を見つける能力が求められます。

エンジニアは提案することも仕事の1つです。
これらの経験を通じて、問題解決能力が向上し、より効果的に問題に対処するスキルが身に付きます。
記憶力や集中力
プログラミングの学習では、複雑な構文やロジックを覚える必要があります。
また、プログラムの実行中には、細かい部分の確認や修正が必要な場合もあります。

最初は数行の問題からですが、すぐに数千行、数万行というコードを扱うようになります。
プログラムのコードは非常に長く、数も多いため、1つのミスでも解決するには時間がかかることがあります。
これにより、記憶力や集中力が鍛えられたり、改善される可能性があります。
情報収集能力
プログラミングで身につく情報収集能力で、一番効果大なのがググる力です。
プログラミングをしていなければ、それほど本気でググる機会はないでしょう。

英語まで駆使して検索することは少ないと思います。
ただし、プログラミングで分からないことがあれば、本気でググる機会は山ほどあります。
この『分からなかったらググる』という習慣はプログラミングをすればすぐに身につくわりに、できていない人が多いことでもあります。
また、情報収集能力が向上することで
- ドキュメントの読解力の向上
- 技術的な情報の習得能力の向上
- 資料作成能力の向上
など、プログラミング以外で能力が発揮される可能性があります。
プログラミングを学ぶことで、効率的な情報収集能力が身につくため、より効果的に情報を収集し活用することができるようになります。
情報を探したり集めたりする力は重要であるにも関わらず、学ぶ機会は少ないです。
プログラミングを通して学べるということは、十分なほどのメリットでしょう。
効率化する能力
プログラミングでは、正解が1つではないことがあります。
たとえば、九九の計算をするときに
<?php
echo 1*1;
echo 1*2;
…
?>
のように1つずつ計算しても正解にたどり着くことができます。
ただし、このようなコードを書くと、九九をするだけで何行も使ってしまうので、あまりよろしくないです。

最初は誰しもこのくらいです。
echoの使い方に慣れていけば大丈夫です。
そこで、forを使ってループさせると
<?php
for ($i=1; $i<=9; $i++) {
for ($j=1; $j<=9; $j++) {
echo $i . "×" . $j . "=" . ($i * $j) . "<br>";
}
}
?>
のようになります。
最初のコードですと、100行くらいになってしまいますが、2つ目のコードなら10行も使っていません。
いきなりifやforやwhileなどを使うのは難しいですが、少しずつ効率化できるようになります。

初めての人は、できるだけ使う習慣を身に付けていきましょう。
このような効率化するという考え方はプログラミング以外でも活きるようになります。
今までゴリ押ししていたことを改良するようになったり、より楽な手段を探すようになったりと、私生活でも役に立つことが出てきます。

良くも悪くもずる賢く、良い意味でサボれるようになります。
プログラミングを始めるその他の恩恵
では、プログラミングを始めるメリットは他にはないのでしょうか?
プログラミングを学ぶメリットは単に頭の良し悪しの問題だけではありません。
ポイント
- デジタルリテラシーの向上
- 給料アップが期待できる
- 働き方の選択肢が増える
となっています。
デジタルリテラシーの向上
まず、プログラミングを学ぶことによる恩恵にはデジタルリテラシーの向上が挙げられます。
プログラミングを始めると、どうしてもパソコンやIT関係のことに興味を持ち始めたり、より調べるようになったりします。

今まで知らなかったことが分かるようになると、いろいろと知りたくなるものです。
僕自身もプログラミングを始めるまではWeb関連の知識は全くなく、ITのことも知りませんでした。
今も完璧というわけではありませんが、数年触っただけでも同年代よりは詳しいと思えるほどになりました。
Web関連の知識がなく、自分なんかにできるのかと思っている人もいると思いますが、積極的に行動するからこそわかるようになります。

最初は不安だと思いますが、教養くらいの感覚で学んでも良いと思います。
給料アップが期待できる
1番イメージしやすそうですが、給料アップが期待できます。
まず、IT業界の給料自体が高いということもありますし、その上副業も始めやすいのが特徴です。


IT業界もピンからキリまでありますので一概には言えませんが、比較的給料は高いです。
副業に関しても、仕事がリモートワークなら始めやすいですし、プログラミングなら需要がいくらでもありますので探しやすさもあります。
副業自体もスキルを要するものですので、給料自体も良いですし、副業を通して本業のスキルアップも図れます。
スキルが上達すれば、双方での給料アップが期待できますので、結果としてエンジニアは高収入が見込めます。

本業の仕事が副業でも活かせるのは大きいです。
通常なら副業のスキルを身に付けるだけでも一苦労します。
ちなみに、プログラミングでリモートワークを考えているならWeb開発系の仕事に就くのが一番確実です。
プログラミングで一言で言っても、言語によってリモートワークのしやすさは大きく変わってきます。
働き方の選択肢が増える
最後は働き方の選択肢が増えることです。
先ほど紹介したリモートワークもそのうちの一つですが、フリーランスとして独立も可能ですし、起業することもできます。
もちろん簡単なことではありませんが、優秀なエンジニアになれば独立した方が給料は高くなります。
- 家でゆったりと仕事をしたい
- 自分の裁量で仕事をしたい
- ノマドのような生活にあこがれがある
などのように、エンジニアとしての働き方に期待できる部分はあります。

良いことばかりではなく、ブラックみたいな企業があるのは事実です。
完全に良いことしかないという業界はありませんからね。
プログラミングである必要はあるのか?

ここまできて
「プログラミングでなければいけないのか?」
みたいに思われる方もいそうですが、それは違います。
僕は今ブログを書いていますが、このブログでもおそらくはただ文章を書いているだけと思われがちです。
ですが、本格的に始めると、分析や調査をする必要がありますので、一見文系寄りに見えますが、理系っぽさもあります。
そして、ブログから学べることもたくさんあります。

プログラミングはあくまで選択肢の1つにすぎません。
ただ、プログラミングを通して成長できることは間違いないです。
そして、需要もありますし、これから必要となるスキルの1つとなります。
プログラミングを学べる環境は整いつつあり、より誰でも学べるようになってきています。
何もすることがない人はまずは挑戦してみるのも悪いことではないでしょう。

やってみなければどうなるかわかりませんからね。
Progateのように基本的なことから始めると良いです。
まとめ【プログラミングで一歩成長しよう!】

今回は、プログラミングを続けると頭がよくなるのは本当なのか?
ということについて紹介しました。
結論、考えることが多い分、頭がよくなるのは間違いないでしょう。
また、プログラミングを通して身に付いたものは、他の分野でも重要になることが多いので、学んでおいて損はありません。
少しでもプログラミングに興味があるなら、興味があるうちに学んで、成長していきましょう!