
大学生からプログラミングを始めるのは遅いのではないか?
大学生からプログラミングを始める人はいるのか?
大学生からプログラミングを始めるなら何が良いか?
みたいな悩みがあるのではないでしょうか?
たしかに、今からプログラミングという新しいことに挑戦すると思うと不安が大きいですよね。
ですが
結論、大学生からプログラミングを始めるのは遅くありません。
むしろ早いです。
ただし、注意点もあります。

良いことばかりというのはありませんので。
というわけで
ポイント
- 大学生からのプログラミング学習
- 大学生におすすめの勉強法
- プログラミングを学ぶ際の注意点
などについて知りたい人におすすめの内容となっています。
僕も皆さんと同じように大学生であり、何も知らない状態からプログラミングを始めました。
今はプログラミングからは身を引いているのですが、その経験も踏まえながら紹介します。
それでは見ていきましょう。
目次
大学生からプログラミングを始めるのが遅いと感じるわけ

まず、なぜ大学生からのプログラミングが遅いと感じるのでしょうか?
プログラミングが専門分野である以上、大学生や社会人から始めても良いような気がします。
これに関しては
ポイント
- 一部のトッププログラマーをイメージしがち
- 学校教育でプログラミングが取り入れられたから
- 日ごろからAIやプログラミングの話題が取り上げられているから
などがあり得ると思います。
1つずつ見ていきましょう。
一部のトッププログラマーをイメージしがち
何かを始めようとしたときに不安になる理由は
その業界のトップの人たちと自分の現状を比較するからです。

スポーツで例えるなら、いきなりプロと比較しているようなものです。
ですが、そのようなことは全くする必要がありません。
例えばですが
- 大手IT企業で働いているようなエンジニア
- 独立してアプリ開発で稼いでいる人
- 才能に溢れているような一部の天才
のような人たちです。
本当にこのような人たちと比べる必要があるでしょうか?

仕事をする上では比べなくて良いですし、追いつく必要もないですよね。
追いつくに越したことはありませんが…
- リモートワークで働く
- 稼げるスキルを身に付ける
- 時代の流れに合ったスキルが欲しい
などは、もっと一般的な人や学生でも実現できる範囲です。

あまりかけ離れた人たちと比べないようにしましょう。
学校教育でプログラミングが取り入れられたから
2020年から義務教育でプログラミング学習が必修化されました。
(参考:日本教育新聞)
そして、2025年からは大学入学共通テストでプログラミングが導入されるようになります。
(参考:みらいごとラボ)
このようなプログラミング教育の一般化が進めば
「今からプログラミングを勉強しても負けてしまうよね…」
という気持ちになってしまいます。

自分よりも若い人たちが先に勉強しているとなると、どうしても不安になりますよね。
ですが、これはむしろプログラミングを勉強しなければまずくないですか?
僕たちよりも若い人たちは少なからず最低限度のプログラミングの知識があるということです。

英語同様に、仕事に直結するほどではないと思いますが…
プログラミングで悩んでいるなら、Progateやドットインストールのように無料で体験できるところで実際にやってみましょう。
考えるだけより、一回触ってみたほうがイメージができると思います。

ZeroPlus Gateというスクールも無料ですので良かったらどうぞ!
日ごろからAIやプログラミングの話題が取り上げられているから
最近は特にAIやプログラミングの話題がメディアに取り上げられる機会が増えています。
それに伴い、予測できないことが当たり前のように私たちの周りで起きるようになっています。
このような話題やニュースが頻繁に行われますと、自分で作るということが想像しずらくなるのではないでしょうか?
実際の難しさ以上に、AIやプログラミングに取り組むハードルを上げてしまうように感じます。

自分が同じようなものを作れるかと考えると、あきらめてしまう人もいると思います。
ただし、これもニュースなどで取り扱われるような素晴らしいものを作る必要は一切ありません。
また、実際にプログラミングのコードを書くようになると、難しいと思っていたことが意外と簡単にできたりします。

高度なものを作らないといけないと思うと行動できなくなりますので、最初は特に考えなくて大丈夫です。
大学生からプログラミングを始めるのは全く遅くない

大学生からのプログラミングに対していろいろ思うことはあると思いますが
全く悩む必要はありませんですし、全然遅くないので大丈夫です。
大学生ですらプログラミングを勉強している人は少ない
大学生からのプログラミングがなぜか遅く感じてしまうのですが
それでは、私たちの周りの大学生でプログラミングを勉強している人たちがどのくらいいるでしょうか?
ちなみに僕の周りですと数人です。

皆さんの周りでも想像してみてください。
おそらくはいても数人なのではないでしょうか?
そして、僕の友人も大学生からプログラミングスクールに通ってプログラミングを始めました。

つまり、プログラミングをしている人でも大学生からであることはほとんどです。
大学生から始めるプログラミングがいかにも遅れているように錯覚してしまいますが
経験ベースで考えれば大抵の大学生はプログラミングをしていませんので、問題ありません。
ただし

理系の学部の人は講義にプログラミングがあるらしいけど…
みたいに思われるかもしれませんが、特に心配する必要はありません。
僕も理系ですが、情報学部以外の人は一応講義を受ける程度ですので、就職とかに影響するようなことは無いです。

大学の授業と仕事は違う部分がありますのでそこまで心配しなくて大丈夫です。
ほとんどの大学生はプログラミングを始めない
大半の大学生はプログラミングをしません。
まず、何かと理由を付けてプログラミングという選択肢を除外している人が9割くらいいます。
僕も周りの友人にプログラミングのことを話しましたが
ポイント
- 私は文系だからプログラミングは無理
- プログラミングなんて難しいものができるほど頭がよくない
- 数学が得意でないからプログラミングはできない
大抵このような返答があります。
僕はプログラミングに挑戦して気づいたのですが
文理なんて全く関係ありませんし、プログラミング言語によっては数学はほとんど使いません。
(中学生で習うくらいの数学は使います。)

これを知ったときに、先入観にとらわれることがいかに良くないかに気づきました。
そして、プログラミングという選択肢を持ったとしても、今から始めてもダメなのでは?
のような理由を付けて結局はプログラミングを始めません。
ですので、プログラミングを始める大学生はほんの一握りということです。

皆さんのようにプログラミングを始めようか迷う人はいても、実際に手を動かす人は1割くらいです。
社会人になってから焦ってプログラミングを始める
では、どのタイミングでプログラミングを始めるのかですが、社会人になってからが多いです。
理由は単純で、仕事をするようになり、IT業界の給料や待遇の良さに嫉妬するからです。
実際に仕事を始めると、働いて給料をもらうことがいかに大変なことであるかが分かります。

身をもって体験するからこそわかるものがありますよね。
- 朝から晩まで働いても給料はほとんど変わらない
- 上司や同僚との人間関係が嫌
- 会社に行くのが憂鬱
というのを感じた時に
ポイント
- 会社に依存しないで働けるようになりたい
- 副業で生活を少しでも豊かにしたい
- フリーランスのような自由な働き方をしたい
- 面倒な人間関係に悩まされたくない
- 自分で稼げるスキルを身に付けたい
という思いからプログラミングを勉強するようになります。

少し考えれば想像できないわけではないと思います。
大学生のうちですと、どうしても目先のことを優先してしまい、2年も3年もあとのことを考えて行動するのは難しいと思います。
ですが、その時は必ずやってきます。
後になって
「あの時もっと早く行動しておけばよかった…」
とならないようにも、1歩踏み出してみることが重要です。
大学生はプログラミングを始めやすい

プログラミングを始めるのはいつでも問題ありません。
ですが、大学生はプログラミングを新しく始めやすい時期でもあります。
理由は
ポイント
- 大学生には持て余すくらいの自由な時間がある
- 大学生限定のスクールがある
- 大学生のうちに失敗しても痛みは少ない
などです。
順番に見ていきましょう。
大学生には持て余すくらいの自由な時間がある
まず、大学生が圧倒的に有利である理由が膨大な時間があることです。
上手に使わなければ使い切れないほどの時間は、生涯を通しても大学生くらいかもしれませんよね。
これは、プログラミングを始めるうえでは最高の環境です。

プログラミングを習得するためには才能よりも使える時間が重要です。
社会人になってからもプログラミングを始めることはできますが、仕事や生活がありますので、限られた時間しかありません。
プログラミングができるようになるためには最低半年は継続しなければいけません。
仕事もある状態で、半年も継続して勉強しようとすれば
疲れて「また今度でいっか…」となるのが目に見えています。

普段の生活が大変である状況で、そのうえ初めてのことに挑戦するのはかなり頑張る必要があります。
時間のある時に挑戦したいものです。
大学生限定のスクールがある
ただ、大学生がプログラミングを始めるうえで問題になるのがお金ではないでしょうか?
お金のことを考えて独学ですると挫折しそうですし、スクールはお金がかかります。
悩ましいものですよね。

独学の挫折率は約90%と言われています。
一方でスクールは20~50万くらいします。
ですが、最近は大学生限定や、大学生向けのスクールが誕生しています。

例えば、DMMWEBCAMPの就活対策コースですと、通常のプログラミング学習に加え
- 面接対策などの研修
- エントリーシートの個別添削
- 求人紹介・インターン先紹介
などが含まれています。
就職やインターンへの参加を保証しているわけではありません。
ほかにも
ポイント
- レバテックカレッジ
:大学生・大学院生限定のプログラミングスクール。3か月の学習が89,400円
- GeekLounge
:大学生が中心のプログラミングスクール。6か月で20万円程度。
- RaiseTech:学割を使えば10万円以上安い料金で利用可能。全5コースで、平均25万円程度。
などがあり、どのスクールもスキル習得意外のサポートも整っていますので、かなりお得に受講することができます。
僕が受講したテックアカデミーを含め、学割など学生限定のサービスが受けられるところがあります。

迷っているならお得に利用できるうちに受講するのが得策です。
大学生のうちに失敗しても痛みは少ない
プログラミング学習をためらっている人の中には

プログラミングを勉強しても結果が出せなかったらどうしよう…
と悩んでいる人もいるでしょう。
当然ですが、プログラミングを勉強したからと言って全員が報われるわけではありません。
プログラミングを通して人生が変わる人もいれば、そうでない人もいます。
ですが、だからこそ大学生のうちに挑戦した方が良いのです。
なぜなら、ここで挑戦できなければ次に挑戦するときはもっと過酷な状況になるからです。
例えばですが
ポイント
- 現在:就活やスキル取得のためにプログラミング受講を考えているが、緊急性があるわけではない。
- 社会人:転職するためにどうしても限られた時間でプログラミングを習得しなければいけない。
上記の2つでどちらの方がプログラミングを始めやすいですか?
僕は間違いなく前者だと思います。
ぶっちゃけ大学生のうちに失敗しても痛みは少ないですし、次につなげることもできます。
ただ、年も取れば痛みも大きくなりますし、次につなげるのも難しくなります。

リスクなくチャレンジできる時にチャレンジしておきましょう。
大学生がプログラミングを学習すべき理由

大学生がプログラミングを学習すべき理由についてです。
ポイント
- 就活で圧倒的に有利になる
- スキルベースで稼げるようになる
- 会社に依存せず働けるようになる
順番に見ていきましょう。
就活で圧倒的に有利になる
まずは就活が有利になります。
プログラミングと言うと独立することをイメージされるかもしれませんが、就職に関してもメリットは大きいです。
理由は簡単で、大部分の大学生はみな同じようなことしかしていません。
そうした中でプログラミングの勉強をしていたらどうでしょうか?
少なからず注目は集まるはずです。

仮に教養として勉強しただけでも業種によっては見られ方が変わってきます。
また、本格的にプログラミングのスキルがあれば、文句の言いようがありません。

ただでさえIT人材は不足していますので、企業は中途でも採用しようとしています。
まして新卒でITスキルがあれば、就活は無双できます。
スキルベースで稼げるようになる
日本の職場はまだまだ年功序列の会社が多くあります。
つまり、給料を上げるためには年を取るしかないという悲しい現実しかありません。

やる気がある人にとっては最悪です。
ですが
プログラミング関連の仕事では、年齢や学歴はほとんど関係なく、基本はスキルベースで給料が決まります。
つまり、大学生や新卒のような若い人であってもスキルさえあれば、給料の良い環境で働ける可能性があるということです。

働く場所にもよりますが、20代で年収1,000万も夢ではありません。
- 若いうちから高収入になりたい
- 努力が報われる会社で働きたい
みたいに考えている人は、プログラミングを勉強されるのが良いです。
会社に依存せず働けるようになる
スキルがなければ、会社を辞めたいと思ってもやめにくいですし、完全に独立することも難しいです。
ポイント
- 満足しない待遇でも仕方なく働く
- 転職したくても需要があるか不安
- 低い年収でも良い部分もあるから我慢する
のようになりかねません。

多くの社会人が同じような悩みを抱えています。
ですが、プログラミングスキルがあれば
ポイント
- 最悪会社を辞めても個人で稼げる
- 会社が嫌なら転職できる
- 夢があるなら起業もしやすい
など、やりたいと思うことが差し支えなくできるようになります。

ふとした時にプログラミングスキルがあれば行動しやすくなります。
まとめ【プログラミングに挑戦しよう!】

今回は大学生からのプログラミングが遅いのか?
ということについて紹介しました。
結論、大学生からのプログラミングは遅くはないですが、必ずしも報われるわけではありません。
ただし、どうせ挑戦するならリスクが小さく、失敗が許される大学生のうちに挑戦される方が良いです。

金銭面的にもスキル的にも若いに越したことありません。
また、仮にプログラミングに失敗したとしても次に活かせばよいだけです。

僕もプログラミングは1年間くらいでやめましたが、プログラミングをしていなければブログはしていませんでした。
挑戦しなければ、見えている景色も変わりませんし、可能性が広がることもありません。
挑戦し、失敗することを恐れずに
自分のやりたいこと、頑張りたいことに果敢に挑戦していきましょう!