
稼ぐためにはプログラミングが1番かな?
楽して稼ぎたいけどプログラミングが向いているかな?
プログラミングは稼げると聞いたけど本当?
みたいに考えていることがあるのではないでしょうか?
確かに、プログラミングと聞くと稼げるイメージがありますよね。
ですが、プログラミングは稼ぐための道具ではありません。

稼げるには稼げますが、それだけですと不十分です。
というわけで
ポイント
- プログラミングは稼ぐための道具ではない理由
- プログラミングをする上で重要な考え
- プログラミングを始めるハードルは低い
などについて紹介しようと思います。
目次
プログラミングが稼ぐための道具になっている

プログラミングが稼ぐための道具という認識が広まっています。

稼ぐための道具とは思っていないのではないか?
と思われるかもしれませんが、確実に稼ぐための道具になりつつあります。
では、なぜ『プログラミング=稼ぐための道具』というイメージが広まったのか?
ポイント
- プログラミングスクールの過度な広告
- プログラミング学習者のSNS発信
などが大きいでしょう。
プログラミングスクールの過度な広告
まずはプログラミングスクールの過度な広告です。
例えば
- スクール受講IT転職成功率95%
- プログラミングスキルを身に付けて平均年収50万円UP
- ITスキルでフリーランスに
などのフレーズを見かけるのではないでしょうか?
僕もプログラミング関連についてはいろいろと見ていますが、ネットからSNSまで、様々な広告が流れてきます。
このような広告を日ごろから目にしていると
プログラミングを学べば転職や給料UPができるのではないか?
という気持ちになりますよね。

プログラミングの給料や待遇という部分だけが注目されてしまいます。
これは間違いなく
『プログラミング=稼ぐための道具』という認識を広めることになるでしょう。
プログラミング学習者のSNS発信
プログラミングを学習している人で
- プログラミングでフルリモートができるようになった
- プログラミングで給料が上がった
- プログラミングを学んだことで人生が変わった
みたいなことをSNSなどで呟けば、プログラミングの宣伝をしているのと同じです。
- もしかしたら自分もできるのではないか
- スキルを身に付ければ給料が上がるのではないか
- 嫌な仕事から解放されるのではないか
と思うのも当然のことです。
となれば、プログラミングをプログラミングとしてみるのではなく、お金のための道具としてみます。
つまり『プログラミング=お金を稼ぐ道具』です。
『プログラミング=稼ぐための道具』でも問題はない

僕は『プログラミング=稼ぐための道具』であることが間違っているとは思いません。
たとえば、僕が続けているブログも稼ぐための手段ではあります。

稼ぐことは悪いことではないですし、むしろ良いことです。
お金お金となっている人を嫌う人もいますが、ぶっちゃけお金がなければ生活はできませんし
お金があったほうが何かと便利になるのは間違いないです。
ですので、お金のためにプログラミングを始めるのは良いと思います。
ただ、少しだけ問題もあるように思えます。
『プログラミング=稼ぐための道具』はプログラミングのハードルを高くする

『プログラミング=稼ぐための道具』となると、プログラミングを始めるハードルが高くなります。
なぜなら
- プログラミングを転職するためのもの
- プログラミングは稼げるようになるもの
- プログラミングは自由に働くためのもの
みたいな認識があるからです。
これだとプログラミングというものが何か特別なもののように映ります。
ですが、本来はお金を稼ぐこと以外にもプログラミングを始めるメリットはあります。
ポイント
- 調べる習慣が身につく
- IT業界への関心が高まる
この2つの恩恵が大切です。
調べる習慣が身につく
プログラミングを始めると検索することが極端に増えます。
『分からなかったらググる』
これはプログラミングでは基本中の基本です。

料理で猫の手をするくらい基本です。
検索能力は物事への好奇心と掛け合わさると大きな価値をもたらしてくれます。
調べるという行為は、新たな知識を授けてくれるわけですから、プログラミングに限らず自分の可能性を広げることに役立ちます。
ですが、調べるという習慣は身についていない人が多いです。
1回や2回の行為では大して変わりませんが、毎日1つ調べれば大きな差になります。

プログラミングほど検索しまくる職業は少ないです。
IT業界への関心が高まる
プログラミングをしていると、自然とIT業界への関心が高まります。
これはバスケをしていたらバスケに興味を持つようになるのと同じです。

現時点でプログラミングに興味がなくても問題ないです。
となると、IT業界の情報をより早くキャッチするようになります。
たとえば、ChatGPTもニュースになっていたりしますが、実際に触っている人は一部の人です。

グラフからもわかるように、ChatGPTのことを知っている人は全体の1割程度であること分かります。

ITに特別詳しくある必要はありません。
ですが、ITのことを少しだけ知っているだけでも、大きな違いを生むことができます。
他の分野に応用することもできますので、IT関連のことは知っておきたいものです。
プログラミングは人を成長させる

プログラミングは人を成長させます。
ですが、プログラミングを始めなければ、プログラミングの恩恵を受け取ることはできません。
プログラミングは何も転職やお金を稼ぐための道具ではなく、教養として学ぶにも十分価値があります。
ですが
『プログラミング=稼ぐための道具』
という認識があれば、プログラミングに触れるハードルは高く感じられてしまいます。

その分転職しようとしてプログラミングに触れる人は増えると思いますが…
実際は数学や英語のようにすぐに学べるものになりつつあります。
プログラミングを始めるハードルを下げて、学びの一つくらいの立ち位置に合っても良いのではと思っています。
まとめ【プログラミングで1歩成長しよう!】

今回は、プログラミングは稼ぐための道具ではないということについて紹介しました。
確かにプログラミングが稼ぐための道具であっても問題があるわけではありません。

プログラミングに稼げるという印象が付けば、それだけプログラミングに挑戦する人は増えます。
ですが、プログラミングには教養や考え方など、稼ぐこと以外にも注目すべきポイントがあります。
稼ぐことに焦点を当てすぎて、稼ぐこと以外の特徴が薄れてしまっているように感じます。
プログラミング学習を通して、人として1歩成長できると良いと思っています!