
Bootstrapは使わないといけないの?
Web制作はCSSだけで十分じゃない?
Bootstrapを勉強するメリットは?
などの悩みがあるのではないでしょうか?
Web制作と言えばHTMLやCSSでのコーディングが基本ですが、Bootstrapを使うこともできます。
ただ
『HTMLとCSSだけでコーディングはできるから、Bootstrapはいらないのでは?』
という意見があっても不思議ではないです。
ですので、本記事では
ポイント
- Web制作でBootstrapを学ぶ理由
- Web制作でBootstrapはできなければいけないのか?
- Web制作でBootstrapを使うメリットは何か?
などについて紹介します。
Web制作の学習の仕方は以下で確認できますので、参考にしてください。
目次
Web制作でBootstrapは必要なのか?

結論、Bootstrapはできたに越したことはありませんが、できないといけないものでもありません。
Web制作の学習をしているとBootstrapの学習が出てくることがあります。
たとえば、僕はテックアカデミーというプログラミングスクールに通っていたのですが
テックアカデミーのフロントエンドコースではBootstrapを学習します。

量は多くありませんが、一般的なスクールでもBootstrapを学ぶこともあります。

ただ、BootstrapでできることはCSSでもできますので、新たにBootstrapが必要なのか疑問も生じます。
ですので、Web制作でBootstrapを使うメリット・デメリットを見ていきましょう。
Web制作でBootstrapを使うメリット
まずは、Web制作でBootstrapを使うメリットについてです。
ポイント
- HTMLやCSSの知識が乏しくてもデザインが整う
- モバイルファーストのサイトが作りやすい
- WordPressを学習するときに何かと便利
順番に見ていきましょう。
HTMLやCSSの知識が乏しくてもデザインが整う
Bootstrapを使えばHTMLやCSSなどの知識が乏しくても、整ったサイトを作ることができます。
BootstrapはCSSのフレームワークの1つですので、CSSでできるような
ポイント
- 余白を作る
- 均等配置
- 配置の位置
- 装飾
などができるようになります。
CSSよりも指定の仕方が決まっていますので、より簡単に作ることができます。
モバイルファーストのサイトが作りやすい
CSSですと、画面が変わるポイントを自分で設置する必要があります。
Bootstrapは画面を12分割にして、特定の画面幅になったときに何分割するかを決めますので、具体的な値は指定しません。
パソコンとスマホの画面幅などを気にする必要が少なくなりますので、モバイルファーストのサイトも作りやすくなります。

CSSよりもモバイルファーストへの対応が簡単です。
WordPresを学習するときに何かと便利
Web制作と言えばWordPressがありますが、WordPressにはBootstrapが使われています。
WordPressテーマによっては使われていないものもありますが、WordPressのような単一的なデザインにはBootstrapが合います。
もちろん、CSSでも作ることができますが、Bootstrapを使った方が時間効率もよくなります。
Web制作をしていると、最終的にWordPressのコーディングになりますので、その時にBootstrapが使えたほうが何かと便利ではあります。

Bootstrapの良さが出てくるのはWordPressです。
Web制作でBootstrapを使うデメリット

つづいて、WordPressを使うデメリットについてです。
ポイント
- 追加で覚える必要がある
- 細かいコーディングはCSSでないとできない
順番に見ていきましょう。
追加で覚える必要がある
基本的なコーディングはHTMLとCSSだけで問題ないです。
それにも関わらず、追加でBootstrapを覚えるとなると、それだけ時間を使ってしまいます。

初心者は覚えることがたくさんありますので、Bootstrapも加わると忙しくなります。
使う用途が少ないので、新たにBootstrapを使えるようにするメリットが薄いのは確かです。

HTMLとCSSだけに焦点を絞るのも1つの選択肢です。
細かいコーディングはCSSでないとできない
Bootstrapの不便な部分は、細かいコーディングができないところです。
先ほども紹介したように、BootstrapはCSSのように自分で数字を指定してコーディングすることがほとんどできません。
大まかな配置を指定するのは得意ですが、ピンポイントで設置しようとすればCSSが必要になりますので、わざわざ不便なBootstrapを覚える必要がないというのも一理あります。

結局使えなければCSSだけでも問題なさそうですね。
Web制作初心者はBootstrapを習得すべきか?

ここまで、Bootstrapのメリット・デメリットについて紹介してきました。
では、初心者はBootstrapを習得すべきかということですが、優先順位は高くありません。
Web制作の基本はHTMLとCSSになります。
また、Bootstrapは使う場面が限られていますので、どちらかと言えばJavaScript(jQuery)の方が優先順位は高いです。

ではどのタイミングでBootstrapを学習すれば良いの?
Web制作がWordPress対応の段階に入りますと、Bootstrapを使う機会が自ずと出てきます。
そのタイミングで必要があるようでしたら、学習すれば良いと思います。

その頃にはプログラミング学習にも慣れていますので、習得にはそれほど時間はかからないと思います。
初心者のうちはできるだけシンプルな学習を心がけたほうが良いので、Bootstrapは後回しにすることをおすすめします。
Web制作の学習で困ったら?

Web制作の学習で悩んだり、詰まったりした場合にはスクールを利用されることをおすすめします。
ただし、いきなりお金を使うのはもったいないので、まずは無料で使えるProgateかドットインストールで学習するのが良いです。
そして、より深く学びたければUdemyやZeroPlus Gateを利用されると良いでしょう。
ここまで学習して、本気で
- Web制作の副業がしたい
- Web制作でフリーランスになりたい
- Web制作で稼げるようになりたい
と思えるなら
ポイント
などで学ばれることをおすすめします。

できるだけ無料で学ぶことで、仮に向いていないと思えたらやめることもできます。
できるだけリスクを減らしたプログラミング学習をしていきましょう。
まとめ【必要な時に学習しよう!】

今回はWeb制作にBootstrapは必要なのかということについて紹介しました。
結論、Bootstrapは使えたほうが便利ではありますが、絶対に使えるようにならないといけないものでもありません。
JavaScript(jQuery)やWordPressを勉強するほうが優先順位は高いので、そちらを優先するようにしましょう。
そして、WordPressを学習される際に、どうしてもBootstrapが必要になったときに勉強し直せば良いと思います。

そのころにはプログラミングの学び方もわかっているので、楽にBootstrapを学べると思います。
初心者のうちはできるだけ覚える量を減らして、最低限必要な分だけを習得していくようにしましょう。