
プログラミングスクールは退職してから受講すべきか?
仕事しながらプログラミングはできるのか?
仕事を辞めたほうが早く転職できるかな?
など、かなり悩ましい判断が迫られる瞬間だと思います。
仕事をしながらの勉強は大変ですし、だからと言って仕事を辞めてしまうのは不安ですよね。
結論としては
『どちらを選んでもリスクはあり、それ以外の選択肢もあるからよく考えるべき』
となります。
本記事は
ポイント
- プログラミングでエンジニア転職をしようとしている人
- プログラミングスクールの受講スタイルで悩んでいる人
- プログラミングで仕事を辞めるべきか悩んでいる人
などにおすすめの内容となっています。
それでは見ていきましょう。
目次
仕事を辞める辞めないはどっちでも良い

まず、仕事を辞める辞めないはどっちでも良いです。
仕事を辞めないとエンジニアになれないというわけでありませんし、逆も同じです。

自分がエンジニアに近づくことを第一に考えることが重要です。
1番良くないのは周りの意見に流されて、自分がプログラミングに集中できない状況を作ることです。
どちらの手段を取ってもリスクがゼロになることはありませんので、自分が納得できる方法が最適です。

自分の力が発揮できるのはどういう状況かを考えると自然と答えは出てきます。
仕事を辞めてからプログラミングスクールに通う場合

まずは仕事を辞めてからプログラミングスクールに通う場合についてです。
仕事を辞めるメリット
仕事を辞めるメリットとしては
ポイント
- プログラミングに集中できる
- 短期で転職ができる
- スクール受講料が少なくて済む
のようになります。
まず、プログラミング1本になるわけですから、時間を使うことができますし、短期の学習期間でスキルを身に付けることができます。
短期学習におすすめのスクール
- DMM WEBCAMP PRO
:最短3か月の短期集中コースあり
- テックキャンプ
:最短10週間でエンジニア転職が可能
フルタイムで学習するスクールやコースも用意されていますので、自分の状態に合わせたスクールを選択すれば効率が良いです。

数か月で一気に基礎を身に付けて転職するということも十分可能です。
また、スクール受講料も受講期間が短い分安くなる傾向があります。
仕事を辞めるデメリット
仕事を辞めるデメリットは
ポイント
- 一時的に収入がゼロになる
- 転職できなければ八方塞がり
- 家族や周りの人を説得する必要がある
のようになります。
最も問題なのは収入が途切れることです。
当然ですが、仕事を辞めれば収入はありません。
会社以外に収入があったり、資金的な余裕がある場合は辞めても問題ないですが、そうでない場合は難しいでしょう。
また、ぎりぎりの場合も避けることをおすすめします。
転職のことやお金のことを考えながらの勉強では、なかなかプログラミングに集中できないと思います。

追い込まれた方がやる気が出る人は良いですが、不安が勝るという人は逆効果になります。
最後に、家族など迷惑をかける存在がいるならそのことも考えておく方が良いでしょう。

収入がなくなるということは、自分だけでなく周りにも影響を与えます。
仕事を続けながらプログラミングスクールに通う場合

続いて、仕事を続けながらプログラミングスクールに通う場合についてです。
仕事を続けるメリット
まずメリットは
ポイント
- お金の心配がない
- 転職できなくても積むことはない
などになります。
仕事を続けると収入がなくなることはありませんので、安心してプログラミングの勉強をすることができます。
また、プログラミング学習が予定通り進まなかったときなどに焦ることもないです。

転職できなくてもプラマイゼロですので、痛みは少なく済みます。
プログラミング学習のリスクをできるだけ減らしたい方は働きながらの学習が向いているでしょう。
仕事を続けるデメリット
では、仕事を続けるデメリットについてです。
ポイント
- 学習期間が長くなる
- 挫折する可能性が高くなる
などがあります。
まず、仕事をしながらの勉強になりますので、学習期間はどうしても長くなってしまいます。

1年くらいは想定しておいた方が良いでしょう。
学習期間が長くなるということはそれだけ挫折率も高くなりますので、注意が必要です。
リスクを減らしていますので、失敗した時の損失は小さくなりますが、成功率だけで考えればどうしても低くなってしまいます。
ポイント
ランテック:学習期間が最大9か月、総学習時間が1,000時間と学習量にこだわったスクール。
仕事を辞める辞めないより大切なこと

仕事を辞める辞めないを考えるよりも重要なことがあります。
まずは自分の手で触ってみるのが大切
まずは、自分の手でプログラミングに触ってみることが何よりも先決です。
Progateやドットインストールのように無料の学習サービスがありますので、プログラミングをしてみましょう。
そもそもプログラミングに向いているかどうかも分からないので、できる範囲で確認する必要があります。
プログラミングの適性が心配な人は僕が通っていたテックアカデミーの無料メンター相談などで相談するか、以下などを確かめると良いでしょう。

プログラミングを始めてからプログラミングに向いていなかったとなれば最悪です。
最低限『続けれそうだな』『何とかなりそうだな』
と思えることが重要です。
継続しやすい環境を選ぶのが1番
そのうえで、結局は継続しやすい環境を選ぶことが大切です。
ですが、継続しやすい環境というのも1人1人異なります。
たとえば
追い込まれた方がやる気が出る人もいますし、そうでない人もいます。

自分がどのような状況ならプログラミングが続けられるかは把握しておきましょう。
- 仕事を辞めても良い人:追い込まれた方がやる気が出る人
- 仕事を辞めるのが良くない人:追い込まれるとストレスを感じるため、自分のペースで学びたい人
などです。

ちなみに僕の場合は、追い込まれると集中できなくなりますので、仕事を続けながらかなと思います。
悩ましい場合はバイトの選択肢もあり
それでも悩ましい場合は、バイトなど他の選択肢を取ることも重要です。
たとえば
収入が途切れるのは心配なので、働きながらプログラミングを勉強したい。だが、会社がブラックでプログラミングを勉強する時間が少なすぎる。
という場合があるとしましょう。

誰もが勉強する時間があるとは限りません。
このような場合は
『一度会社は辞めて、家の近くでバイトをして収入は繋ぐ。空いた時間でプログラミングを学習する。』
というのも1つの手です。
何も仕事を続けるか、辞めるかの2択である必要はありません。

お金が発生するかどうかも分からないことに時間を使っていても浪費するだけです。
それならお金を稼ぎながらもプログラミングに集中できる環境を作ることがカギになります。
また、家族がいる場合は家族と相談して、サポートしてもらうこともできます。
すぐに諦めるのではなく、できる努力はするようにしましょう。
スクールを受講するお金がない場合は?
次の問題としては
『独学は挫折しそうだが、スクールに通うお金がない』
というものです。

独学の挫折率は約9割、スクールで転職なら約50万と考えると悩みますよね。
ですが、これに関しても心配する必要はありません。
ZeroPlus GateはWeb制作の基礎のみとなりますが、ゼロスク
など無料で転職もできるスクールもあります。
また、転職活動は自分ですることによって受講料を安くすることもできますので、後は工夫次第です。

転職保証付きはラーメンで言うところの全部のせです。
何のトッピングが必要なのかはよく考えましょう。
転職が含まれないコース
- テックアカデミー
:メンターは通過率10%を通った現役のエンジニアのみ。受講料は2、30万程度。
- Tech Boost
:フリーランスも目指せる、スキル習得に焦点を置いたスクール・受講料は30万程度。
まとめ【継続できる環境が1番】

今回は仕事を辞めてからプログラミングスクールを受講すべきか
ということについて紹介しました。
結論、仕事を辞める辞めないはどちらもリスクはあり、1番大切なことは継続できる環境を作ることです。
仕事を辞めてお金が気になっていては意味がありませんし、逆に仕事で疲れてプログラミングの勉強が身にならないのも問題です。
短期集中で頑張りたいのか、安心できる環境で長期的に取り組みたいのか
自分に合っている学習環境を決めましょう!
紹介したスクール
- DMM WEBCAMP PRO
:最短3か月の短期集中コースあり
- テックキャンプ
:最短10週間でエンジニア転職が可能
- ランテック:学習期間が最大9か月、総学習時間が1,000時間と学習量にこだわったスクール。
- テックアカデミー
:メンターは通過率10%を通った現役のエンジニアのみ。受講料は2、30万程度。
- Tech Boost
:フリーランスも目指せる、スキル習得に焦点を置いたスクール・受講料は30万程度。
- ZeroPlus Gate:30日間の無料の学習でWeb制作の基礎を身に付ける
- ゼロスク:無料で利用できるプログラミングスクールで、転職まで目指すことができる。