
ブログはパクっても良いの?
ブログはオリジナルのものでないといけないよね?
初めてブログを書くからパクるのはダメ?
等々、思ったことがあるのではないでしょうか?
ブログはオリジナルの記事を書くようにと言われていますが、1から全てオリジナルの記事を作るのは難しいですよね。
上位に表示されているブログだけでもかなりの情報を網羅していることが分かります。
そのような状況の中で、完全にオリジナルの記事はほとんど書けないでしょう。
というわけで、ブログは上手にパクれば問題ないです。

え?パクっても良いの?
となりそうですので
ポイント
- ブログをパクってもよい理由
- ブログの良いパクり方と悪いパクり方
- ブログをパクる際の注意点
などについて紹介していこうと思います。
当ブログでのパクるというのは「すべてパクっても大丈夫だよ!」ではなく「他のブログを参考にしよう!」ということですので、勘違いしないようにしてください。
これからブログを始める人は以下の記事から10分程度で始めることができます。参考にしてみてください。
ブログ記事を丸パクリするのは禁止です【条件あり】

当たり前ですが、ブログ記事を丸パクリするのは禁止です。
パクられた側も良い気持ちがしませんし、パクったコンテンツでは決して良い評価が得られるわけがありません。
ペナルティの対象となるかのせいもあります。
ただ、あることさえ気を付ければ本当にパクっても大丈夫です。

え?記事をパクっても大丈夫なの?
と驚かれるかもしれませんが、大丈夫です。
守るべきことは、絶対に記事を公開しないことです。
公開さえしなければ検索結果にも影響はしませんので問題ありません。
公開しないのにパクる理由としては、記事を書く練習のためです。
ブログを始めた頃はブログの書き方は何もわかりませんので、とりあえずパクってみるというのも選択肢の1つです。
初心者にとって「絶対にパクってはいけない」と言われると練習もしにくくなるでしょう。
あくまで練習としてパクり、少しでも自分のスキルとして使えるようにするというのは立派な学習です。

実際に、僕も1番最初はパクった経験があります。
パクるのがダメなわけではなく、悪用するのが悪いのです。
ブログ記事をパクるデメリット2つ

ブログ記事をパクるデメリットとしては
ポイント
- 著作権の侵害として訴えられる可能性がある
- Googleからペナルティを受ける
などが挙げられます。
1つずつ見ていきましょう。
著作権の侵害として訴えられる可能性がある
まずは、著作権の侵害として訴えられる可能性があることです。
著作権とは日本弁理士会によると
著作権は著作物を保護するための権利です。
著作物とは、思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいいます。
参照:日本弁理士会
となっています。
知らない人もいるかもしれませんが、ブログ記事も立派な著作権の対象となっています。
許可を取らずに他人のブログ記事をパクった場合は著作権侵害に当たります。

最悪の事態なども想定して過度なコピーなどは絶対にしないようにしましょう。
Googleからペナルティを受ける
最悪の場合はGoolgeからペナルティを受ける可能性もあります。
まず第一に、Googleは記事内容の過度のコピーは許していません。
Googleからのペナルティを受けることは稀のようですが、過度に他ブログの記事をコピーするとペナルティの対象になる可能性もあります。

事例は無いようですが、最悪の場合罰金や逮捕の可能性もあります。
ペナルティの対象にならなかったとしても、SEO的にマイナス評価されることもあります。
コンテンツが似すぎている場合には、できるだけ本物の方がインデックスされるようになっています。
コピーした記事はインデックスされなかったり、検索順位を落とされる可能性もあり得ます。

コピーに対して心配もあるかもしれませんが、故意的にしなければ大丈夫です。
コピーに関しては「経営者のホームページ作成操作」も役に立ちます。
どうしても丸パクリしたいときの対処法

ですが、中には
「どうしてもパクりたい!」
という人もいるでしょう。
その場合は「引用」を使うようにしましょう。
決して無許可で丸パクリするのだけは止めましょう。
実際に、文化庁の「著作物が自由に使える場合」でも
他人の著作物を自分の著作物の中に取り込む場合、すなわち引用を行う場合,一般的には,以下の事項に注意しなければなりません。
(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
参照:文化庁 著作物が自由に使える場合
(2)かぎ括弧を付けるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)
(参照:最判昭和55年3月28日「パロディー事件」)
のように記載されています。
ちょっとわかりにくいと思うので要約すると
ポイント
- 引用するのは必然性があるときのみ
- 自分の文章とは区別させる(かぎ括弧を付けるなど)
- あくまで自分の文章が主体の構成
- 引用元は明記する
という感じです。
この条件さえ守れば、自分以外の文章を丸パクリしても問題ありません。

引用する場合は逆に文章を変えてはいけません。
通常の文章と引用の文章は分けて考えましょう。
ブログ記事を上手にパクる具体的な方法4ステップ

では、ブログ記事を上手にパクるにはどうしたら良いでしょうか?
完全にパクるのは引用でしかできませんので、通常の文章では避ける必要があります。
方法としては
ポイント
- パクりたい内容を箇条書きで取り出す
- オリジナルのコンテンツを追加する
- パクり元のコンテンツを変更する
- 自分の言葉で書くようにする
となります。
1つずつ見ていきましょう。
パクりたい内容を箇条書きで取り出す
まずはパクりたい内容を箇条書きで取り出すようにしましょう。

箇条書きが面倒な人は大雑把に取り出すとかでも大丈夫です。
要は全て取り出すとパクることになりますので、必要な部分だけをピックアップする形です。
- 記事の流れだけを把握する
- 使いたい表現だけを取り出す
- 見出しの使い方を参考にする
などです。
オリジナルのコンテンツを追加する
次にオリジナルのコンテンツを追加します。
パクってきただけでは意味がありませんので、パクり元の内容を土台にして考えるようにしましょう。
元々の記事が
A→B→C
という流れだとします。
D、Eというコンテンツを追加すると仮定すると
A→B→C→D→E
A→D→B→C→E
などのようになります。
必ず後ろに追加するなどの規則はありませんので、自分なりに工夫をして追加するようにしましょう。

オリジナルのコンテンツを多く含めば、自分なりの記事が書けます。
パクり元のコンテンツを変更する
次はパクり元のコンテンツを変更するようにしましょう。
どれだけオリジナルのコンテンツを加えたとしても、パクった量が多ければパクったことが強調されてしまいます。
全く異なるものを書くのは難しいので、できる範囲となりますが努力するようにはしましょう。
こちらは元々の内容が
A→B→C
だとすると
A→B→C´
A→B´→C´
のような流れです。
「パクりたい内容を箇条書きで取り出す」と組み合わせることで、記事全体としてのストーリーがよりオリジナルのものになります。
自分の言葉で書くようにする
最後は自分の言葉で書くようにしましょう。
具体的には「パクり元の文章はできるだけ見ないようにする」ということです。
なんとなく想像できると思いますが、元の文章を見ていると、自然と元の文章と同じような文体になってしまいます。

いつの間にか、自分の文章とかけ離れた言葉遣いになっていたら良くないですよね。
見出しや文章構成が似てしまうこともあるでしょう。
そのような場合は、できるだけ自分の考えで文章を書くことによって、伝わる内容も変わってきます。
ここで紹介した4つの方法は、毎回すべて使う必要はありません。
ですが、できるだけオリジナルの記事を書くためも、1つでも多く取り入れられることをおすすめします。
ブログ記事を上手にパクるために意識すること

ここまでの内容で、ブログを上手にパクる方法については理解できたと思います。
ここでは、ブログを上手にパクるために気を付けることについて紹介します。
ポイント
- アイデアだけをもらうようにする
- オリジナルの情報を半分以上にする
- パクり元の内容を質・量ともに超える
- 複数のブログ記事を参考にする
- 読者の悩みや疑問を解決するようにする
などになります。
アイデアだけをもらうようにする
ブログ記事をパクる際も、コピーするという考えよりは、アイデアをもらうというスタンスでいるようにしましょう。
自分だけですと、多面的に物事をとらえることは難しいです。
そのような場合に、他の記事を見れば
- 自分が言語化できていなかったこと
- 盲点であったこと
- より伝わりやすい文章構成
などを自分のブログ記事に応用できる可能性はあります。
他人のブログはアイデアの宝庫ですので、アイデアを借りるつもりで活用していきましょう。
オリジナルの情報を半分以上にする
当然ではありますが、自分のブログ記事ですのでオリジナルのコンテンツを半分以上にするようにしましょう。
仮に自分の情報が半分以上ない場合は、内容をつけ足したり引いたりすることで増やすようにしましょう。
完全にオリジナルである必要はありませんので
- 自分なりの考えを加える
- 自分なりの表現を使う
- 自分なりの文章構成を心がける
などで、自分らしいブログ記事を作るようにしましょう。

文章だけでなく、吹き出しなどのブロックの使い方も工夫するとオリジナリティが出てきますね。
パクり元の内容を質・量ともに超える
せっかくパクるのですから、パクり元の質・量は超えるようにしましょう。
しかし、こう言うと

パクり元の記事のレベルが高くて負けてしまう…
という人が多いと思います。
明らかに自分の文章レベルとかけ離れている記事をパクると、自分の考えを入れた方がマイナスのように感じてしまいます。
「この人の言っていることだけで十分だわ~」って感じです。
このような時は最初は負けても大丈夫です。
「ブログは最初60点で良い」と言われるように、最初から完璧な記事を書くことは不可能です。
一旦記事を書ききってしまって、後でリライトするようにしましょう。
ブログを書くタイミングが異なれば、新しい考えを持っているかもしれませんし、別の視点から記事を書けるかもしれません。

最終的に元の記事を超えれば大丈夫です。
長い目で見て100点、1200点のブログを目指しましょう。
複数のブログ記事を参考にする
ブログ記事をパクる際は複数のブログを参考にするようにしましょう。
先ほどオリジナルの情報を半分以上と言いましたが、40%ならパクっても良いというわけではありません。
1つのブログから40%パクるのと、4つのブログから10%ずつパクるのでは見え方が変わってきます。
単純計算で
ポイント
1つのブログから40%パクった場合:40%が同じ内容
4つのブログから10%ずつパクった場合:10%が同じ内容
になります。
40%同一のコンテンツであるよりは、10%だけにとどまりますので、よりオリジナルの記事に近づいたことが分かります。

複数のブログからパクることでオリジナリティが上がります。
読者の悩みや疑問を解決するようにする
読者の悩みや疑問を解決するのは常に意識することですので、パクった際にも気にするようにしましょう。
読者に伝わりにくい表現が使われていたら自分なりに工夫することが重要です。
- 参考例を用いる
- 図や画像を使う
- 会話形式にして読みやすくする
など、工夫できる余地はたくさんありますので、本当に読者に伝わるのか考えながら作るようにしましょう。
ブログ記事を上手にパクるメリット2つ

では、ブログ記事を上手にパクるメリットは何でしょうか?
具体的には以下のようになります。
ポイント
- ブログ構成が上達する
- 時間の短縮になる
です。
ブログ構成が上達する
まずはブログ構成が上達します。
自分だけのアイデアですと、特定の文章型に固執してしまったりと、どの記事も同じような流れになってしまいます。
自分なりの型を持つことは時間短縮になるので良いことですが、他の記事を参考にすれば今までとは違う表現が使えるようになるかもしれません。
ブログ記事をパクる際など、定期的に他のブログをチェックすることで、レパートリーが拡大します。
レパートリーが増えれば記事ごとに使い分けることもできますので、ブログ全体としての質も上がります。

今まで使はなかった表現やブロックの使い方を知るチャンスです。
見やすかったり分かりやすいものは吸収していきましょう。
時間の短縮になる
ブログ記事をパクれば時間の短縮になります。
他人のブログで時間を短縮するのは聞こえが悪くなりますが、常識の範囲内なら問題ありません。

回転寿司は1社だけではないですよね。
やはり、1から全て自分で考えようとすると、記事構成を考えるだけでもかなりの時間を消費してしまいます。
大部分は自分で考える前提で、補強として他の人のアイデアも借りるようにしましょう。
時間が短縮されることは悪いことではありません。
まとめ【ブログ記事は上手にパクるようにしよう!】

今回は「ブログ記事は上手にパクろう」ということについて紹介してきました。
ブログ記事を丸パクリするのはダメですが、参考にしたり、自分のアイデアと組み合わせるなどすれば問題ありません。
ブログ記事作成の時間短縮にもなりますし、よりよいコンテンツ作りをすることができます。
おさらいですが、ブログ記事を上手にパクる手順は
ポイント
- パクりたい内容を箇条書きで取り出す
- オリジナルのコンテンツを追加する
- パクり元のコンテンツを変更する
- 自分の言葉で書くようにする
のようになっています。
ぜひ、ライバルに負けないブログ記事作りに役立ててください。