
ブログは毎日更新した方が良いのか?
ブログの更新頻度はSEOの評価に影響を与えるのか?
ブログはどのくらいで更新するのがベストなのか?
なのがあると思います。
ブログを始めるようになると、気になるものの1つとしてブログの更新頻度が挙げられると思います。
毎日更新した方がよさそうに感じますが、自分のスクジュールを考慮するのと難しさがありますよね。
また、更新スピードを上げると、ブログの質を保つのが難しくなってくると思います。
ということで
ポイント
- ブログはSEOに影響を与えるのか
- ブログの更新頻度の重要性
- ブログの質と更新頻度
などを紹介しようと思います。
ブログの更新頻度がSEOに影響するのは本当か?

ブログの更新頻度がSEOに与える影響についてみていきましょう。
ポイント
- 更新頻度はSEOに直接的な影響は及ぼさない
- 間接的にSEOへの影響はある
- 更新頻度よりコンテンツの質が重要
更新頻度はSEOに直接的な影響は及ぼさない
ブログの更新頻度はSEOに直接的な影響を与えるわけではありません。

ブログの更新頻度に関する話は多いので驚きですね。
実際に、SEOを評価するGoogleのサイトにもブログの更新頻度に関する記載はありません。
つまり、ブログを更新するだけでサイトの評価が高くなったり、SEO的に有利になることはありません。
間接的なSEOへの影響はある
ですが、ブログの更新頻度は間接的にSEOに影響を与えます。
Googleが公表している「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」の方にも
新鮮な独自のコンテンツを作成する
検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド
新しいコンテンツがあると、既存のユーザーに何度もアクセスしてもらえるだけでなく、新規ユーザーも取り込むことができます。
との記載があります。
これを見ると「新鮮なコンテンツ」を作ることが良いと捉えることができます。
一方で「避けるべき事項」として
・ユーザーに付加価値をほとんどもたらさない、既存のコンテンツの焼き直し(またはコピー)。
検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド
・サイト上にコンテンツの複製やほぼ同じバージョンを記載する
との記載もあります。
つまり、Googleが主張している記事の新鮮さというのは
「更新頻度の高いブログ・記事」
というよりは
「ブログ・記事が最新の情報を組み込んだ今までにないコンテンツ」
というニュアンスが強いように感じます。
ですが、単純に新しい記事の方が良いということが含まれていても不思議ではありませんので、更新頻度は高い方が良いでしょう。

具体的に明記されていないのでわかりにくいですが、一定の更新量は確保するべきでしょう。
更新頻度よりコンテンツの質が重要
ブログの更新頻度に関する記載はほとんどありませんでしたが、コンテンツの質に関する記載はされています。
- 読者が求めているものを把握して提供すること
- ユーザの信頼を得られるようにサイトを構築する
などです。
同一ページに先ほど紹介した「新鮮な独自のコンテンツを作成する」ということも含まれています。
と考えると、コンテンツの質づくりの方が大切であり、質があってこその更新頻度であることが分かると思います。

どれだけ記事を量産しても、良質な記事がなければSEO的な評価を得られないということですね。
記事数はあくまでSEOの一分野程度で考えておくのが妥当でしょう。
ただ、ブログを更新するということはSEO的に評価を得るだけではありません。
ですので、まずはブログを更新する重要性を見て、その後にブログを更新することによるコンテンツの質に移っていきましょう。
ブログの更新頻度の重要性とは?

先ほどの内容ですと、ブログを更新しても意味がないように感じますが、そのようなことはありません。
ポイント
- ブログ運営のスキルアップにつながる
- 一定のコンテンツ量は必要
ブログ運営のスキルアップにつながる
ブログを更新するということはブログ運営のスキルアップにつながります。
当然ですが、毎日更新している人と、月に数回しか更新しない人で考えると、成長度合いは大きく変わるはずです。

車でも、休日にしか使わない人と仕事でも使っている人では大きな差があるはずです。
また、ブログは継続することが大切と言われていますが、継続しやすいのも毎日更新している方です。
継続のしやすさなどの研究でも、できるだけ頻度を上げることによって習慣化させることが重要と言われています。
詳しい内容はみんチャレブログで確認できます。
つまり、
- 毎日更新するとブログ運営が習慣化する
- 習慣化するとブログを続けられる
- ブログを続けるとスキルアップにつながる
という好循環になります。
一定のコンテンツ量は必要
次にですが、ブログで評価得るためには一定のコンテンツ量は必要です。
例えばですが、10記事しかないブログと100記事あるブログで考えた時に、よりコンテンツが充実しているのはどちらでしょうか?
これは100記事あるブログになるでしょう。
記事1つ1つの内容も重要ですが、10記事ではブログ全体として伝えられることにも限界があります。
これはGoogleからの評価でも同様のことが言えますので、コンテンツは充実していた方が良いです。

やみくもにコンテンツを増やしても意味はないですが、一定量は確保できるようにしましょう。
最適なブログの更新頻度は?

次は最適なブログの更新頻度についてです。
人によってブログに使える時間も異なりますので、できる範囲で十分です。
ポイント
- 100記事まではできるだけ毎日更新
- 100~200記事ではリライトも重要
- 200記事以上では別ブログを作成するのもあり
となります。
それぞれ以下で見ていきましょう。
100記事まではできるだけ毎日更新
100記事まではできるだけ毎日更新した方が良いです。

100記事なんて無理~
かもしれませんが、頑張りましょう!
最初は
ポイント
コンテンツが充実しいない
ブログを書くことに慣れていない
挫折する可能性が高い
など、問題が山積みです。
ブログは質が重要と言いましたが、量をこなさなければ上達しません。

部活などでも同じですが、まずは量が重要です。
繰り返しになりますが、あくまでできる範囲で大丈夫です。
やみくもに取り組むくらいでしたら、2日に1記事とかのペースの方が良いです。

なんで100記事なの?
という意見がありそうですね。
理由としては、
- 100記事はちょうど収益が発生するレベル
- ブログ全体としてのコンテンツが充実する
- ブログ運営に慣れてくる
になります。
100記事は毎日更新すると約3か月、2日に1記事で半年くらいかかります。
これはブログで初収益を出せる期間と一致していますので、まずは100記事というわけです。
必ず収益が出るわけではありません。あくまで平均的な話です。
また、雑記ブログですとやや異なりますが、特化ブログですと、100記事も書けば1つの分野をある程度網羅することができます。

ブログ初心者の方が一分野で100記事を書くのはハードです。
現実的には50記事くらいだと思います。
記事を増やすことも重要ですが、書けることにも限界があります。
また、100記事もブログを書けば、ブログ運営にも慣れてきます。
ブログで挫折する人が多いですが、1番挫折しやすいのは最初です。
先ほども「ブログを継続させるためには習慣化が大事」と言いましたが、おそらく習慣化できている頃でしょう。

ブログ運営が「つらい」から「楽しいかも?」に代わるタイミングです。
100~200記事ではリライトも重要
この頃でも記事を更新し続けることは大切ですので、週に1~2回は新しい記事を作りたいものです。
ですが、より重要なことは記事のリライトです。
リライトとは記事を書き直すことです。
というのも、この頃にはブログ全体のコンテンツ量としても充実しているので、記事の量を増やすよりは質を高める方が効果的だからです。
記事のランキングをチェックできるツールなどを活用すれば、どの記事がどのくらいの評価を得ているのかがわかります。
順位を上げれそうな記事は修正し、そうでない記事は何が良くないのかを考えてみる必要があります。

スポーツでも同様だと思います。
まず慣れる。慣れてきたら、体重移動や力の入れ方、視線など細かいところを修正するはずです。
また、この頃になれば最初に書いた記事は恥ずかしいくらいレベルが低く感じられるはずです。
その分、リライトの効果も大きくなります。
200記事以上では別ブログを作成するのもあり
200記事も書けば自分なりに考えたブログ運営ができると思います。
自分なりの考えがあればそれに従って続けていけばよいでしょう。
1つアドバイスとしては、新しいブログに挑戦してみるのも良いかと思います。
記事を増やす機会も少ないでしょうし、リライトする必要がある記事も減ってきます。
ブログ運営自体にも慣れてきているはずですので、それほど時間を使わなくても一定の成果が出せる段階でしょう。
つまり、時間が空いてくる頃です。
今まで長期的にニーズのある分野を運営していたとすると、トレンドブログに挑戦してみたり、SNSとの相性が良いブログなども面白そうです。
経験のないことに挑戦することで、新しい学びがあるはずですので、既存のブログにも活かせるようになるかもしれません。

ブログ数を増やし過ぎたり、メインのブログが疎かにし過ぎるのは避けたほうが良いですが…
ブログを更新する本来の目的は?

ここまで、ブログの更新はSEOに直接的な影響は与えないが、自身のスキルアップなども踏まえると、更新し続けたほうが良いことが分かったと思います。
ただ、本来のブログを更新する目的に焦点を合わせるとどうでしょうか?
それは「読者に最新の情報を提供するため」ではないしょうか?
もちろん、クローラーへの対策などもありますが、それはアクセスを増やすというのが前提となります。
となると、どのような記事を更新し続けるかの基準を見つけることができます。
例えば
ポイント
- SEOに関する情報まとめ
- 江戸時代の日本の歴史に関する情報
という2つの記事があったとします。
この時、より更新頻度が求められるのはどちらの記事でしょうか?
これは「SEOのまとめ記事」になります。
というのも、江戸時代の情報が変わることはめったにありませんので、情報の新鮮さを気にすることはあまりないでしょう。
一方の「SEOに関する情報まとめ」は、SEOの評価はすぐに変わるため、記事の新鮮さが問われるはずです。
実際に両者を検索してみたところ

「SEOに関する情報まとめ」の方は検索順位1位の記事が2023/01/18であるのに対し

「江戸時代の歴史 分かりやすく」で検索したところ、検索順位1位の記事は2017/07/06のものでした。
2023年2月の情報です。

これがブログ運営にどう影響するの?
みたいな問いがありそうですね。
確かに、記事の順位をチェックできるツールを使うのが一番ですが、例えば
ポイント
- SEOのまとめ記事
- SEOに関するツールの使い方
という2つの記事がある場合、より新鮮さが問われるのはどちらでしょうか?
これは「SEOのまとめ記事」でしょう。
なぜならSEOに関するツールの使い方が変わる頻度は低いためです。
実際のところは読者に対してだけでなく、Googleの評価に対しても施策を行う必要があるため、どのような記事であれ新鮮さを保つべきではあります。
ですが、肝心の読者に焦点を当てると、記事を更新する違った意味合いを確認することができます。

機械的になるのではなく、今やっていることが読者にどのような影響を与えるのかなどを考えてみるのも良いかもしれません。
ブログのコンテンツの質を高めるために重要なことは?

では、ブログのコンテンツの質を高めるために重要なことは何でしょうか?
それは、記事を更新することです。

記事の前半でも紹介してきたので何となくわかるかもしれません。
確かに「記事を更新する」ということが直接SEOに影響を及ぼしたりすることはありません。
ですが、SEOの評価が高い記事を書くためにはそれなりに記事を書く練習をする必要がありますし、コンテンツの量も求められます。
- ブログをできるだけ更新する
- ブログ全体が充実してくる
- 自身のブログスキルも上昇する
- 自然にSEO的に評価される記事が書けるようになる
という流れです。
そのため、SEOの評価を最大化するためにはブロウの更新を怠らないことが重要になります。

ブログの更新が直接影響しないから気にしないのではなく、更新することで自他ともにどのように影響するのかを考えるようにしましょう。
まとめ【ブログはできるだけ更新した方が良い】

今回は「ブログの適切な更新頻度」について紹介しました。
これと言って決まった更新頻度があるわけでもなく、SEOに直接影響を及ぼすことはありません。
ただ、ブログを更新するということは、自身のブログスキルを高めたり、コンテンツを充実させるのに役立ちます。
結果的にブログを更新し続けることがSEOの評価を高めることに重要になりますので、できるだけ更新するのが良いでしょう。
ブログのスキルや記事のコンテンツが一定値を超えれば、量よりも質を重視したり、他のことに力を入れるのも良いと思います。
現在の立ち位置を把握して、それぞれ頑張っていきましょう!