
個人ブログが企業ブログに勝つことなんてできるの?
個人ブログは弱いけど大丈夫?
個人ブログはオワコンでしょ?
等々、思っているのではないでしょうか?
予想通り、個人ブログが企業ブログに勝つのはかなり難しいです。
故に、企業ブログが市場を占領することで、個人ブログはオワコンとも言われたりしています。
ですが、個人ブログには個人ブログなりの戦い方があります。
というわけで、個人ブログでも企業ブログに勝つ方法を紹介します。
本記事がおすすめな人
- これからブログを始めるのが不安な人
- 個人ブログでも稼げるのか不安な人
- 個人ブログが企業ブログに勝てるか知りたい人
まだ、ブログを始めていない人は以下の記事から10分程度で始めることができますので、参考にしてみてください。
また、もし今からブログやアフィリエイトを始めること自体が遅いのではないかと思っている人は、以下の記事を確認することをおすすめします。
個人ブログが企業ブログに勝てない理由

冒頭でも言いましたが、個人ブログが企業ブログに勝つことはほぼ不可能と言っても過言ではありません。
理由は大きく2つあります。
- ブログ数
- 権威性
です。
当然ですが、企業が本気でブログに取り組もうとすれば、専門のライターを雇い、数で市場を占領することができます。

個人でも毎日ブログを書いていたら勝てるのでは?
と思うかもしれませんが、それは企業が本気を出していない時です。
企業も個人が毎日ブログを書くのと同様のことができますので、やはり数で負けてしまいます。
- 個人:1日1記事ずつ書くと、1か月で約30記事
- 企業:10人が週5で1日1記事書くと、1か月で200記事以上
となります。
更に、専門のライターさんを雇っていますので、間違いなく最近始めたばかりの人よりは良い記事が書けます。
つまり、絶対に勝てません。
また、権威性や信頼性の部分でも個人は負けています。

え、どういうこと?
という感じかもしれませんが
例えば、プログラミングについて検索した時に
- 個人ブロガーが書いたブログ
- IT関連の企業が書いたブログ
があった場合、どちらを信用しますか?
おそらく、後者のIT関連の企業が書いたブログになるでしょう。
という感じで、権威性の部分でも負けてしまいます。
つまり、真正面から対抗しても、火力も質も圧倒的に負けてしまいますので、勝つことはできません。

個人ブログは黙って負けるしかないの??
と思いますよね。
ですが、個人ブログでもできることはあります。
それは、企業が占領していない市場を上手く取っていくことです。

あるジャンルでの市場を見ると、上図のように企業が占領できていない場所があります。
このような場所を見つけて、1つ1つ確実に上位表示させるというのが鉄板となっています。
対策は以下で紹介します。
個人ブログでもできる対策はある


個人ができる対策なんてあるの?
という疑問がいち早く出てきそうですので、早速確認していきましょう。
具体的には以下のような方法です。
ポイント
- SNSを活用する
- ロングテールキーワードを狙う
- 継続第一
- 特化ブログで狭く深く
- とにかくスキルを上達させる
- 経験をもとにしたブログを書く
- 無理に商品やサービスを訴求する必要はない
それぞれ以下で確認していきましょう。
SNSを活用する
まずはブログを始めたらSNSも同時に始めるようにしましょう。

僕もこちらで始めています!
なぜなら、SNSでは企業を相手にしなくても良いからです。
通常のSEOですと、企業や歴が長い人の評価が高くなるため、初心者が評価されるようになるまでには時間がかかります。
一方のSNSならフォロワーは少ないものの、導入初日から発信することができます。
また、単純に検索エンジンによる流入だけに頼るより、ブログへの流入経路は増やした方が良いです。

ロングテールキーワードを狙う
ロングテールキーワードとは、キーワードの単語数が長いものを言います。
例えば、
- ブログ:1単語
- ブログ 大学生 始めるべき:3単語
の場合『ブログ 大学生 始めるべき』の方がキーワードが長いことが分かります。
単語数が多いほど、検索はされにくくなりますが、その分競合も少なく、穴場が見つかりやすくなります。

特にロングテールキーワードで意識したいのは
理想的なロングテールキーワード
- 単語数は3語か4語
- 月間検索ボリュームが100~1,000。理想は300~1,000
理由としては、あまりにもキーワードが長く、検索されない場合は、そもそも見られません。

難しいですが、多すぎず少なすぎずというのを目指しましょう。
継続第一
ブログで結果を出すためには継続することが第一です。
ブログをしていると
ブログの難しさ
- ブログは100記事書いてからがスタート
- 半年間収入ゼロは当たり前
- 1年間継続して月5万
と言われています。
また、実際にブログを1年間継続できる割合は10~20%と言われています。
と考えると、ブログで結果を出すのが難しいということが分かると思います。
ですが、逆に考えると、ブログを1年間継続するだけで上位10~20%に入ることができるのです。

当然ですが、やみくもに継続すれば良いというものではありません。
確かに
- ブログの初期
- 収益化まであと一歩
というときは信じられないくらいしんどいです。
よくわかります。
ですが、そこでやめてしまうのではなく、もう少しだけ頑張るようにしましょう。
もし、

そんなに継続することができない~
という人は以下の記事を参考にしましょう。
モチベーションを保つ方法を紹介しています。
特化ブログで狭く深く
個人ブログで稼ぐために重要なことは、とにかく狭く深くです。

つまり、特化ブログです。
企業のブログはより多くの顧客を得ようとしますので、プログラミングならプログラミング全てについて紹介します。
そのため、個人なら「主婦が副業でブログを始めるためのブログ」のように、特定のニーズに応えるようにします。
もちろん、ジャンルを絞り過ぎると書くネタがなくなりますので注意が必要ですが、最短で結果を出すためには狭く深くです。

雑記ブログ(ジャンルを絞らないブログ)はダメなの??
という意見があると思いますが、ダメというわけではありませんし、長期的に見れば結果も出てきます。
ただ、ジャンルがバラバラすぎますと、それだけブログとして評価されるまでにも時間がかかりますので、それなりに辛抱する必要があります。
特化ブログと雑記ブログについて詳しく知りたい方は以下を参考にしてください。
とにかくスキルを上達させる
スキルを上達させることが重要です。
ブログで結果を出すためにすることはたくさんありますが、そもそもスキルがなければどうしようもありません。
ブログを運営することによってスキルは自然と上達しますが
- ブログを始める時
- ブログで行き詰まったとき
などは特にスキルを高めることを意識しましょう。
というのも、ある程度SEOやWordPressの知識がないと、何を書くべきなのかもわかりません。
最低限の基礎知識は習得するようにしましょう。
また、ブログで行き詰まったときも同様です。
新しい知識や考えを吸収する必要がありますので、インプットに切り替えるようにしましょう。

ブログは以下にネタを枯渇させないかも重要です。
ブログでどのようなスキルが必要なのか気になった場合は以下の記事を参考にしてみてください。
経験をもとにしたブログを書く
経験をもとにした1次情報のブログ運営をするようにしましょう。
自分が経験した生の情報というのは重要です。
なぜなら、大半の人が同様の悩みや疑問を持っているからです。
例えば
ポイント
- 初心者がブログ100記事書いてみると
- 未経験からブログを1年間継続すると
- ブログを半年間毎日投稿した結果
みたいなものです。
ぶっちゃけ気になりませんか?
僕は気になります。
実際に自分が同じ事したらどうなるのかな?という疑問が解決することができますので、自分の経験ベースで書くようにしましょう。

いやいや、初心者だと経験したことないけど…
という人もいますよね。
僕も同じような悩みがありました。
このような場合は
- 小さな1次情報でも上手く活用する
- 2次情報を有効的に使う
となります。
具体的には以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。
無理に商品やサービスを訴求する必要がない
企業と大きく異なるポイントは、商品やサービスを無理に訴求する必要がないところです。

訴求しなければ報酬もらえなくない?
もちろんその通りです。
ですが、無理にする必要はありません。
企業の場合は、他社商品を比較として紹介することはありますが、最終的には自分の商品を訴求します。
すると『最終的には自分の商品を売りたいだけでしょ!』という風に思われることもあるでしょう。
一方の個人なら、中立の立場で物事を判断できたり、経験だけを紹介するページも作ることができます。

より読者と近い関係で紹介することができるため、企業ではできない読者目線でのブログを作ることができます。
ここまで、意識すればできることを紹介してきました。
ですが、ブログで本当に大切なことは他にあります。
ということで、以下で紹介します。
小手先の対策よりも重要なことは?【気持ちを込める】


これって、企業に勝つのではなく、企業との戦いを避けているのでは…
となりますよね。
ということで、ここからは戦っていきます。
企業に勝つために本当に大切なことは、気持ちを込めることです。

抽象的すぎて分からん…
という意見が多いと思います。
ですが、実際のところ
- アフィリエイトで報酬欲しいから1次情報使おう
- どうしたら自分のブログから買ってくれるかな~
- 報酬が高い広告使おう
という人の記事を読みたいですか?
もちろん、報酬がなければ生活はできませんので、完全に不必要というわけではありません。
ですが
- 自分が苦労したことを紹介することで励みになってほしい
- 同じような悩みを持っている人を助けたい
- 自分と同じように結果を出してほしい
が前提である方が読みたくなりませんか?
確かに、このような気持ちを文章に込めるというのはかなりの経験と努力が問われます。

僕もまだまだ練習過程です。
最初はSEOや1次情報を意識することが大切ですが、企業に勝つためにはここまでする必要があります。
具体的には
ポイント
- 想定対象を明確に決める
- 実体験のみのページも作る
- 常に読者にどうなってほしいかをを想像する
になります。
というわけで、1つずつ見ていきましょう。
想定対象を明確に決める
まずは、想定対象を明確に決めるようにしましょう。
「読んでくれるだろう…」という適当な考えでは誰も読んでくれません。
では
「大学生」「主婦」「サラリーマン」
とかでしょうか?
これも違います。
明確にというのは
ポイント
- 新卒で入社したけど、残業漬けで転職しようか悩んでいる人
- 就職をどこにしようか迷っているけど決められない大学生
- 副業がしたいけど時間を確保できない主婦
- 将来のために20代のうちから投資を考えているが、何から始めて良いか分からない人
という感じです。

簡単に言えば、特定の読者1人に伝える感じです。
特に、想定対象が過去の自分なら、より詳しく書けます。

過去の自分が無理な場合は、どのようなことで悩むか真剣に考えてみましょう!
本気の文章は心を動かせるものです。
実体験のみのページも作る
通常は、1つの記事の中に自分の経験を混ぜます。
紹介しつつ、1次情報も混ぜつつという感じです。
ですが、時には自分の経験や体験のみのページも必要です。
やはり、アフィリエイト用のページと自分の経験が混ざっていては、どこか信じにくい部分があります。

混ざっていても気にならないけど…
確かに、その通りです。
普通に読んでいて、気が散るほどの広告や誘導がなければストレスは感じません。
ですが、ストレスを与えないだけではダメです。
目標は感動させたり、考えそのものを変えさせるくらいです。
そのためには、自分の経験のみのページが必要です。
収益に直結するわけではありませんので、不必要に多く作る必要はありません。
具体的には
ポイント
- どのような経験があって、何の目的でブログを書いているか
- 何で苦戦し、何を伝えたいか
- 何を心がけ、何を目指しているか
です。
完全に私利私欲を捨てたページも作ってみましょう!
常に読者にどうなってほしいかを想像する
対象を明確に決めるだけでなく、読者にどうなってほしいかまで考える必要があります。
「ブログをするべき」「ブログで稼ぐ」「ブログは全員が始めるべき」
とかではなく
ポイント
- 大学生がブログを始めて、就職以外の選択肢を手に入れられるように
- 転職で困っている20代のサラリーマンが数年後エンジニアとして活躍できるように
- スキルがないけど働きたい30代主婦が在宅ワークで子育てと両立して働けるように
などです。
具体的になってほしい姿が想像できなければ、訴えかける方向性もずれてきます。
訴求がずれると、読者の心にも刺さらなくなります。
常に読者の現在地点と将来像を想像しながら執筆するようにしましょう。
まとめ【個人ブログが企業ブログに勝つために】

今回は、個人ブログが企業ブログに勝つ方法について紹介しました。
まずは個人ブログが評価されるために重要なことやスキルを身に付けるようにしましょう。
また、本気で企業ブログに勝つためには気持ちを込めた文章を書くことが大切です。
僕も決してできているわけではありませんが
ポイント
想定読者を明確にし
私利私欲のない文章で
常に読者にどうなってほしいかを想像した記事を作成する
を意識して、読者を虜にできるようなブログ制作を目指していきましょう!