
WordPressエンジニアは評判がよくないようだが…
WordPressエンジニアはあまり聞いたことがない…
WordPressエンジニアってぶっちゃけ稼げるの?
など、WordPressエンジニアに関する疑問があると思います。
WordPressエンジニアというのが聞きなれない人もいると思いますし、聞いたことがある人でもどのようなことをやっているのか分からないということもあるでしょう。
また、一部では評判があまり良くなかったり、稼げないという声もあるので、それらについても考察していこうと思います。
今回は、
ポイント
- WordPressエンジニアの仕事と評判
- WordPressエンジニアは稼ぐことができないのか?
- WordPressエンジニアで活躍するためには?
などについて紹介しようと思います。
WordPressエンジニアとは?

そもそもWordPressエンジニアとはどのような職業なのでしょうか?
WordPressエンジニアの仕事内容
WordPressエンジニアとは、サイトの新規作成や既存ページの管理やリニューアルなどをWordPressを用いて行うのがメインの仕事になります。
内容としてはHTML、CSS、JSでのコーディングと似ていますが、PHPを使っていたり、Webマーケティングの知識も関係してくるのがポイントとなります。
WordPressはスキルを習得しやすく、案件数が非常に多いという特徴があり、中にはノーコードでの開発もありますので、プログラミングができない初心者の方にも向いている職業となります。
詳しい仕事内容に関しては、以下からも確認することができます。
WordPressエンジニアの評判は?
WordPressエンジニアと検索すると、評価が低く、「WordPressエンジニアは止めたほうが良いのか…」と思うような記事が一定数あります。
このような記事を見ると不安になることもありますが、特に気にする必要はありません。
WordPressエンジニアの評判が悪いのは、主にエンジニアからであることが一般的です。
WordPressエンジニアは普通のエンジニアと比較すると専門性に欠けている部分があり、ハイスキルを扱うエンジニアから見るとWordPressエンジニアはしょぼく見えてしまいます。
ですが、WordPressエンジニアが悪いということは一切ありません。
Web制作の観点で考えても、SEOなどのマーケティングの施策もできるので、サイト利用者からしてもWordPressで作ったサイトというのは評価されやすいです。
WordPressエンジニアの評判が悪いのはエンジニア視点であり、サイト発注者・利用者からの評価が悪いということは決してありません。

WordPressエンジニアを下に見る人は一部の人にすぎません。
職業として需要がありますし、Web制作では重要なスキルです。
WordPressエンジニアが稼げないは本当か?

WordPressエンジニアは稼ぐことができないと良く言われていますが本当なのでしょうか?
企業で稼ぐのは厳しい
実際、WordPressエンジニアとして企業に勤めて稼ぐには限界があります。
先ほどもお伝えしましたが、WordPressエンジニアは通常のエンジニアから比べるとロースキルであり、誰でも簡単にスキルを身に付けることができます。
そのため、WordPressの案件に対応できるエンジニアが多く、WordPressだけで高収入を得ることはかなり厳しいです。

上記の図からもわかるように、通常のエンジニアの年収は550万~650万ほどとなっていますが、WordPressエンジニアの平均年収は496万円となっています。
国税庁の調査のよると、日本の平均年収は2020年の時点で433万円となっているので、WordPressエンジニアの年収は平均よりは高くなっていますが、エンジニア業界で考えた時に年収が低いのは顕著となっています。
そのため、普通のエンジニアであればスキルによっては年収が1,000万円を超えるようなこともありますが、WordPressエンジニアは年収800万くらいが限界となっています。
確かにWordPressは初心者であっても身に付けやすいスキルではありますが、給与面で考えるとどうしても見劣りしてしまいます。
対策としてはWebデザインやWebマーケティングなど、Webに関するスキルを身に付けることで収入アップにつながりやすいです。

WordPress単体だと限界がありますが、プログラミング以外のスキルとの相性が良いという特徴がありますので、幅広いスキル習得がカギになってきます。
個人で稼ぐには最適なスキル
しかし、企業に属することなく、フリーランスや個人事業主として働く場合にはWordPressエンジニアは最適な職業と言えます。
WordPressエンジニアの主な仕事はサイト制作であり、一人で完結する仕事となっています。
開発系の仕事の場合複数人で行われることが一般的であるため、フリーランスエンジニアになっても企業に常駐することが多いのですが、WordPressエンジニアは違います。
また、WordPressシェア率は2022年で全サイトの43.2%、CMSの65.2%となっており、依然として高いシェア率を誇っていることがわかります。
WordPressでのサイト制作をWeb制作会社に頼むと高額になるため、費用対効果を考えた時に個人に依頼するという企業も多いので、個人であっても十分に稼ぐことができます。
個人でWeb制作をして稼ぐことを考えている人にとってはWordPressのスキルは必須となるでしょう。
WordPressエンジニアに効率良くなる方法は?

それではWordPressエンジニアになるためにはどのような方法があるのでしょうか?
ここでは、スクールと独学の両方のケースで紹介します。
プログラミングスクールを利用する
一つ目の方法はプログラミングスクールを利用する方法です。
プログラミングスクールに対するマイナスのイメージもありますが、プログラミング未経験の方が基本をマスターするにはこれ以上に効率的な方法はありません。
WordPressは独学でも習得することはできますが、独学の場合は挫折率も高くなります。
また、案件の取り方やWordPressの活用方法など、WordPress以外の知識も効率的に学べるようになっています。
スクールを利用すれば半年もしないうちに基本的なスキルは習得できますし、無料で体験できるサービスもあるため、まずは触れてみることから始めて見るのも良いでしょう。
独学(動画サイト)で学習する
独学で学習する場合はいきなりWordPressに触れるのもよいですが、本格的に取り組む人はHTMLやCSSの勉強から入ることが大切です。
WordPressはノーコードでも利用することができますが、Web制作をするためにはプログラミングを学ぶ必要があります。
基本的なことはProgateで学べますし、ZeroPlus Gateなら無料でWeb制作の基本を理解することができます。
また、上記からWordPressの一連のコーディングの方法を学べますし、Udemyなどを利用すればコスパ良く、より実践的な内容を学ぶことができます。
Udemyは通常料金は高いですが、頻繁に行われているセールスを利用すれば~2,000円ほどから学ぶことができるのでおすすめです。
まとめ(個人で稼ぐのにWordPressエンジニアは最適)

今回はWordPressエンジニアについて紹介してきました。
WordPressエンジニアは一部のエンジニアからは嫌われがちではありますが、職業自体に需要がなかったり、クライアントからの評判が悪いということは決してなく、将来性のある職業となっています。
また、通常のプログラミングから比べると比較的習得難易度が低く、挫折することなく副業感覚で始めることができるのも魅力の一つです。
ハイスキルのプログラミング言語に挑戦することも大切ですが、挫折してしまうと意味がありませんので、最初はプログラミングを理解するという目的でWordPressに挑戦するのも一つの方法です。
WordPressエンジニアもWebデザインやWebマーケティングを組み合わせることによって個性的なスキルとなりますので、Webスキルを高めるという意味合いも含めてトライしてみましょう。