
プログラミングは誰でもできるなんてことがあるの?
プログラミングを始めてもできない人はいるではないか?
などの悩みにこたえていこうと思います。
ポイント
- プログラミングは余裕
- プログラミングは独学で十分
- プログラミングは英語より簡単
プログラミングについてYouTubeやネットで検索すると、上記のようにプログラミングがいかにも簡単であるかのような意見を見かけることがあります。
これにはちょっと疑問視してしまいますよね。
僕は、TechAcademyというプログラミングスクールを卒業後、Web制作に携わったことがありますが、プログラミングが誰でもできるということはありません。
ですので、本記事では
ポイント
- 「プログラミングは誰でもできる」について
- 未経験からプログラミングは無理なのか?
- プログラミングができるようになるために
などについて紹介しようと思います。
それでは見ていきましょう。
プログラミングは誰でもできるというのは?

まず、「プログラミングは誰でもできる」ということについてですが、残念ながら本当ではありません。嘘です。
むしろ、プログラミングの独学での挫折率は約9割ですので、ほとんどの人はプログラミングで成功することができません。
プログラミングで成功するのはごくわずかな人だけです。
ですが

プログラミングには才能がいるから、自分が頑張っても無駄なのか…
のように諦めるのはもったいないです。
プログラミングができるようになるためには、必ずしも天才的な才能がいるわけではありません。
凡人でもプログラミングができるようになることがあります。

誰でもできるわけではないが、特別な才能がいるわけでもないということです。
「プログラミングは誰でもできる」といわれる理由

では、なぜ「プログラミングは誰でもできる」といわれるのかを以下にまとめてみました。
ポイント
- 資格や学歴が必要ない
- プログラミングスクールなどの誇張広告
- 簡単にプログラミングができるようになる人もいる
順番に見ていきましょう。
資格や学歴が必要ない

エンジニアになるための特別な資格は必要ありません。
弁護士や医者のように特別な資格や経験が求められる場合は、誰でも簡単になれるというわけではありませんが、エンジニアは資格がないため誰でもなることができます。

一応資格は存在しますが、資格の有無よりも実務経験を求められますので、資格を持っていない人が多いです。
また、実際の求人票を見ても学歴を求められないことが多いので、完全に実力主義な部分があります。

求人でも「学歴関係なし」「○○2年以上の実務経験」などの記載が多いです。

つまり、実務経験がなかったとしても、誰でもエンジニアと名乗ることができるというわけです。
また、最近はエンジニアが不足しているという点から、未経験の人材をエンジニアとして雇うという企業が一定数あります。
ポイント
- エンジニアに必要な資格がない
- エンジニアとして働くために学歴が関係しない
- 未経験でも採用される可能性がある
上記の点からしても、エンジニアになる障壁は限りなく小さく、誰にでもエンジニアになることができるわけです。
エンジニアが不足しているという社会的な問題も踏まえ、プログラミングは誰でもできると言われることに一理あると思います。

プログラミングは誰にでもできるようになる資格があるということです。
プログラミングスクールなどの誇張広告

「プログラミングは誰でもできる」という理由として、プログラミングスクールの広告の影響はあると思います。
ポイント
- 未経験からエンジニア転職成功率98%
- 未経験から4か月でフリーランスへ
- プログラミング副業で月5万稼げるように
プログラミングスクールが運営しているホームページやブログなどを見ると、上記のように
『プログラミングは意外と簡単なのではないか?』
と思わせる訴求があります。
プログラミングの経験が全くない人が「プログラミングになれる」という広告を見ると、いかにも簡単そうに思えてしまいます。
ポイント
- 挫折しないためのライフサポート
- エンジニアと1対1の講義
- 独自の求人や転職対策
ですが、プログラミングスクールには未経験の方であってもエンジニアになるためのサポートが充実しており、その上本人の努力もあります。
サポートありきのエンジニア転職ですが、見方によっては「プログラミングは誰でもできる」と捉えられるかもしれません。

プログラミングスクールの挫折率3%とかを見ると、できない方がおかしいく感じてしまうものです。
本当に簡単にエンジニアになれる人もいる
プログラミングが苦手な人もいれば得意な人もいます。
仮にプログラミンが得意な場合でしたら、周囲の人が感じているよりも楽にプログラミングを習得できます。
そういう人たちにとっては「プログラミングは誰でもできる」と感じてしまう可能性はあります。
この動画は少し古めではありますが、できる人にとっては簡単なのです。
- プログラミングが好きで毎日コーディングできる
- 残業や勉強も苦ではない
- 自分でできることが増えていく
- プログラミングがますます簡単になる
上記のような場合ですと、プログラミングが大変と感じることは無いでしょう。

プログラミングが好きで、子どもの頃から触っているような人はまさに上記の通りです。
最初は誰もがプログラミングに苦戦する

プログラミングを始めた時に、自分が全然できないことに落胆する人がいます。
ポイント
- 現実:頑張っているのにプログラミングができるようにならない
- ネットやSNS:プログラミングができない人はいないと言っている
自分が全然できないのに、ネットやSNSでは成果を上げていたり、日に日に成長している姿を見ると、一気にやる気がなくなります。

自分には才能が無いと思って、1か月もしないうちにやめてしまいます。
ですが、どのような人でも最初はプログラミングができません。
僕もサイトが作れるようになったり、知り合いでもアプリを開発している人はいますが、最初はプログラミングどころかタイピングすら怪しかったです。
今できている人もあなたと同じようにできていないときはありました。最初からプログラミングができる人は、それこそ天才の1%とかです。
プログラミングができないのはあなただけではありませんので、じっくりと長期的に取り組めば、少しずつプログラミングはできるようになります。

すぐに結果が出ない方が普通です。
少しずつ上達できるように頑張ることができれば十分です。
未経験からプログラミングは無理なのか?

それでは、未経験からプログラミングを始めることは無理なのか?今からプログラミングを始めても大丈夫なのか?
1つずつ見ていきましょう。
文系や数学が苦手でも問題ない
文系であることや、数学が苦手であるがゆえにプログラミングができないと思っている人がいますが、必ずしもそうではありません。
ポイント
- 論理的に考える
- 四則演算を活用する
上記のように理系的な部分はもちろんあります。ですが、中学で習うような計算がメインですので、できない人は少ないです。
また、論理的に考えるということも、プログラミングの経験を積むことで自然と身につくこともあります。

義務教育のプログラミング必修化には、論理的思考力を鍛える意味合いもあります。
大人でもプログラミングを通して思考力が育つのは当然のことです。
つまり、理系であることで有利になることはあり得ますが、文系だから無理ということは決してありません。
まずは一度手を動かいしてプログラミングに触れてみることが一番です。
プログラミングに相性はある
ただし、プログラミングに対する相性が全くないわけでもありません。
先ほど紹介した文理などは気にしなくても良いですが、自分がエンジニアという職種に向いているのかは考えたほうが良いです。
ポイント
- 細かい作業を続けることができるか
- 継続して同じことを続けることは苦ではないか
- 分からないことを能動的に調べることができるか
- デスクワークは大丈夫か
上記のように、エンジニアだからこその特徴があります。パズルを解くような細かい作業が苦手だったりしますと、プログラミングは向いてない可能性はあり得ます。
金銭面な部分や働き方だけで判断するのではなく、エンジニアとしての働き方が自分に合っているのかは考える必要があります。

自分が苦手なことをしても長くは続きませんので、自分の得意不得意ははっきりさせておきましょう。
年齢がかなり関係する
プログラミングは、才能や能力よりも年齢の方が大きく関係します。
エンジニア業界というのは比較的若いことが多いので、20代ならチャンスは山ほどありますし、プログラミングの経験がなかったとしてもポテンシャルだけで採用されることもよくあります。

ですが、年齢が30代、40代となるにしたがって、エンジニアになるハードルは一気に上がります。
そのため、プログラミングスクールを見ても、エンジニア転職を保証しているのは20代が多く、最高でも35歳くらいまでです。
30代以上になるとエンジニア転職はできないというわけではありませんが、プログラミング以外の武器がなければ難易度は高いということは知っておくべきことです。
ポイント
- 20代:やる気次第でエンジニアになることは十分可能
- 30代:プログラミングスクールのエンジニア転職保証が限られる。20代と比べると難易度は高い
- 40代:プログラミング以外の強みが欲しい。プログラミング転職の難易度は高いため、他の手段を検討することも大切
30代から確実にエンジニア転職をしようとする場合はテックキャンプがおすすめです。39歳まで転職保証の対象となっています。
「プログラミングは誰でもできる」は無視しよう!

「プログラミングは誰でもできる」というのは無視で良いです。
誰でもできるようなものはそもそもないですし、プログラミングが簡単ということもありません。どちらかといえばできない人の方が多いです。
ただ、プログラミングは無理と決めつけて、最初から行動しないのも良くないです。
- プログラミングが気になるならできることから始めてみる
- 最低半年はプログラミングに向き合う
- プログラミングが嫌いなら続ける必要なし
- 面白そうと思えたら本格的に勉強を始める
行動すれば、意外とできると思えるかもしれませんし、予想通りに難しいかもしれません。少なくとも何かしらの発見はあるはずです。
プログラミングの情報を集めているだけでは進展がありませんので、今すぐにでもProgateかドットインストールを始めましょう。

ネガティブな意見は無視して大丈夫です。
自分の目で確かめてみましょう。
未経験からエンジニアになるために

まず、エンジニアに転職するならかなり頑張る必要があります。
また、独学でコツコツ頑張ろうとする人もいますが、まず無理です。独学でできるならエンジニアの才能があります。
もし、あなたが1年間ほど休みの時間を全てプログラミング学習に隔てることができるなら独学でも良いかもしれません。
ですが、人間弱いものですので、途中で挫折してしまうことが多いです。
ポイント
- 仕事で疲れて飲みに行く
- 友達に誘われたから遊びに行く
- 気分転換といって旅行に行く
仕事で疲れていたらストレス発散しますし、嫌なことがあればお酒でも飲んで忘れようとします。少なくとも、僕は半年、1年、2年と自分一人で頑張り続けることはできません。
ですので、僕はプログラミングスクールに通って半年ほどでエンジニアに転職し、その後にキャリアアップなどを目指して努力するのが良いと思っています。
一番確実な方法は『プログラミングスクールで全力で勉強し、エンジニア転職を実現させて費用を回収する』です。
学習量を重視しているスクールもあれば、挫折させないことに重きを置いているスクールもあります。

自分だけのスクールを見つけることができれば、間違いなく独学よりも結果は付いてきます。
まとめ【迷ったらプログラミングを始めてみよう】

今回は、プログラミングは誰でもできるというのが嘘であることを紹介しました。
プログラミングの経験がない人でも、今からプログラミングを習得してエンジニアに転職することは可能です。
ですが、その道のりは決して楽なものではありません。それなりの犠牲を取る必要があります。
独学で頑張る人もいますが、成功率から考えても僕はスクールで確実に転職した方が良いと思います。
ポイント
- 才能が無い
- 文系だからプログラミングは無理
- 今から始めてもプログラミングはできない
のようなネガティブな言葉に負けることなく、自分のやりたいことをやりましょう。
結果は自ずとついてきます。