
ProgateでとりあえずHTMLとCSSを勉強したけど…
バックエンドエンジニアって何を勉強すれば良いの?
バックエンドに対応している言語って何?
などの悩みがあると思います。
Progateが終わった後ですと、よくわからない言語もたくさんありますし、次に何を勉強すべきかも分かりにくいですよね。
と言っても、自分の考えでやみくもに進めても遠回りになってしまうので、困ったものです。
一般的にはHTML・CSSを勉強した後はJavaScriptを勉強することが多いですが、バックエンドを目指すなら話は別です。
詳しい手順は本文で紹介しますが、自分の進む方向に沿った学習をするように心がける必要があります。
というわけで
ポイント
- Progateを終えた後に何をすればよいかわからない人
- バックエンドエンジニアを目指している人
- バックエンドに関連する言語を知りたい人
におすすめの内容となっています。
ちなみに、僕はプログラミングをTechAcademyというプログラミングスクールで学びました。
無料相談や無料体験
も行っている良質なスクールとなっていますので、よろしければ参考にしてみてください。

バックエンドは無料での学習環境が充実していませんので、有料での学習も視野に入れてください。
なぜバックエンドエンジニアになる人限定なのか?

おそらく

なぜバックエンドエンジニア限定の方法なの?
という疑問を抱く人がいると思います。
一番大きな理由としては、ProgateのHTML・CSSまでは全員が通る道でしたが、ここからは進む進路によって学習内容が変わるからです。
プログラミングという大きな括りではイメージがしにくいと思いますが
- Web制作
- フロントエンド
- バックエンド
と、3つの領域に分かれます。
そのため、ここから先はバックエンドエンジニアを目指す人専用の学習方法となります。

例えば、学生時代に歴史を勉強したいのに理系に行くことはありませんよね。
ですが、今の段階ですと

バックエンドエンジニアは具体的にどのような特徴があるの?
という人が大半だと思います。
そのため、バックエンドエンジニアと対になっているフロントエンジニアと一緒に以下の記事で特徴を紹介していますので、参考にしてください。
Progateの後にバックエンドエンジニアを目指すステップ

ここからはバックエンドエンジニアを目指す人がProgateの学習後に取るべき行動です。
具体的な手順としては以下のようになります。
ポイント
- 専門にするプログラミング言語を選択する
- HTML・CSSを含め、選んだ言語をProgateかドットインストールで学習する
- 動画教材かお手ごろなスクールで基礎を身に付ける
- スクールに通って就転職をする
というのがバックエンドエンジニアになる近道です。
それでは1つずつ見ていきましょう。
専門にするプログラミング言語を選択する
まず、バックエンドエンジニアを目指すなら専門にする言語を選ぶ必要があります。
Web制作とフロントエンドを目指す場合はおおよそ学ぶことは固定されていますが、バックエンドは違います。
しかし、バックエンドに対応する言語全てから選ぼうとすると中々選ぶことができませんので、おすすめとしては以下の3つです。
ポイント
- PHP
- Ruby
- Python
この3つである理由としては、比較的初心者でも学びやすく、人気のある言語だからです。
ほかにもC言語やJavaなどもありますが、初心者にとっては難しく、挫折する原因が高いというデメリットがあります。

学びたい言語にこだわりがあるようでしたら好きな言語から始めても大丈夫です。
それに、バックエンドに関連する言語なら、1つの言語をマスターすれば他の言語の習得も楽になりますので、初めの言語の難易度は低いに越したことはないです。
ほかにもこの3つのプログラミング言語は在宅ワークがしやすいという特徴があります。
「せっかくプログラミングができるようになったのに、出社ばかりで嫌だ」
という思いをしたくない人にもおすすめです。
HTML・CSSを含め、選んだ言語をProgateとドットインストールで学習する
自分が専門にする言語を1つ選んだら、Progateとドットインストールで勉強していきます。

HTMLとCSSのProgateでの学習は終わっていると思いますので、飛ばしても大丈夫です。
ただし、Progateでは3つの言語が無料で学習可能となっていますが、ドットインストールではPHPのみとなっています。
選択する言語によって変わりますが、月額1,000円程度で有料コンテンツも利用できますので検討してみてください。
動画教材かお手ごろなスクールで基礎を身に付ける
Progateとドットインストールだけですと、基礎中の基礎の学習しかできませんので、もう少し本格的な勉強をします。
おすすめとしては
ポイント
- Udemy
- 侍テラコヤ
になります。

どちらも有料となってしまいますが、できるだけ費用は抑えました。
YouTubeでの学習も紹介していますので、活用してください。
Udemyなどの動画教材で勉強する

まずはUdemyになります。
Udemyはオンライン動画教材を買い取り式で使用できる教育サービスになります。
プログラミング以外にも、デザイン、マーケティング、金融、投資、プレゼンなど、多種多様な分野を取り扱っています。
通常料金で購入するとかなり割高な値段となっていますが、月に数回行われるセールでは1つの動画が2,000円前後で購入できます。
動画によって異なりますが、1つの動画で完結するほど内容が濃くなっていますので、非常におすすめです。
Udemyを利用する前にYouTubeで学習したい人は、以下を参考にしてください。
ポイント
- PHPの基礎学習:4時間で学ぶ初心者向けPHPプログラミングチュートリアル
- PHPの基礎学習:PHPのプログラミング初心者向けの超入門講座|たった1時間で学べる
- Rubyの基礎学習:Rubyのプログラミング初心者向けの超入門講座|たった1時間で学べる
- Rubyの基礎学習:Ruby on Rails入門|90分でマスター
- Pythonの基礎学習:Python超入門コース 合併版
- Pythonの基礎学習:Pythonの特徴とPythonでできることを徹底解説!
どの動画も「本当に無料なのか?」というクオリティになっています。
ここで紹介している内容以外にも優良な動画はたくさんありますので、YouTubeで基礎力を向上させましょう。

Udemyの方が奥が深い内容となっています。
中級レベルの内容もありますので、まずはYouTubeという考えも必要ですね。
侍テラコヤでテキスト形式の勉強をする

侍テラコヤは月額2,980円から受講ができるサブスク型のプログラミングスクールです。
知らない人もいると思いますが、大元は大手プログラミングスクールの侍エンジニアとなっていますので、信頼度は十分にあります。
こちらは僕も実際に受講したことがありますが、テキスト形式の勉強が基本となっており、月に数回のレッスンとQ&Aサービスが基本となっています。
質問に対する返信速度などを気にしなければ定額のプログラミングスクールと忖度のない内容となっています。
ただし、学習スケジュールなどを決めてくれるサービスはありませんので、自分から進んで勉強できないと損する可能性はあります。
学習スケジュールまで管理してもらうためには定額のスクールを利用する必要がありますので、次に紹介するスクールを参考にしてください。

各言語の基礎から簡単なアプリ開発までの学習です。
質問やレッスンもありますので、分からない問題も解決できます。
バックエンドエンジニアになるためのおすすめのスクール

ここからは、バックエンドを習得するのにおすすめのプログラミングスクールです。
ただ

なぜそこまでプログラミングスクールにこだわるの?
という人が多そうですので先に紹介します。
理由としては、バックエンドは自学習が難しく、基本はどこかの企業に就職して実務経験を積む必要があるからです。
1人で行うコーディングだけでなく、集団で行くコーディングや、専門的な開発を必要とするため、実践的な経験ができる企業への就職は欠かすことができません。
となると、プログラミング未経験の状態から自分の力で就職するのは難しいので、プログラミングスクールの転職支援を頼るのが確実ということです。

スクールは良い印象が無いように感じますが、転職ができるところならスキル取得だけでなく、転職支援も受けることができますので、メリットも大きいです。
というわけでおすすめのスクールなのですが、スクールごとで選択できる言語も違いますので、分けて紹介します。
PHPで転職するのにおすすめのスクール
まずはPHPが学べるプログラミングスクールです。
転職サービスは学べる言語が固定されていますので、PHPと転職サービスがセットになってるスクールは少ないです。
転職保証がされていないスクールもありますが、おすすめのスクールを集めました。
ポイント
- テックアカデミー
:通過率10%を通過した現役のエンジニアから学べるプルグラミングスクール、転職コースはJava
- DMM WEBCAMP 学習コース
:就転職に力を入れているスクール、転職コースではRubyが学べる
- インターネット・アカデミー:コースごとの受講だけでなく、講座ごとの受講も可能、サポートが充実
- テックパートナーズカレッジ
:PHP専門スクール、市場で勝てるエンジニア育成に力を入れている
- レバテックカレッジ
:大学生・大学院生限定のプログラミングスクール、3か月のPHP学習で就職までできる
PHPを専門的に学ぶならテックパートナーズカレッジですが、他のスクールでもPHP関連のコースはありますので、確認してみてください。
以下の記事でまとめて紹介していますので、参考にしてください。
Rubyで転職するのにおすすめのスクール
次はRubyが専門で学べるスクールです。
PHPよりは転職保証付きのコースやRubyをメインに扱っているスクールが多いのが特徴です。
具体的には以下のようになります。
ポイント
- RUNTEQ
:最大1,000時間と豊富な学習時間が魅力。Web系開発企業へ即戦力で転職可能
- ポテパンキャンプ:Web系開発企業への転職に強いプログラミングスクール。Web開発系に転職したい20代向け
- DMM WEBCAMP PRO
:3つの転職コースから自分に合った受講スタイルを選択可能、20代の転職に強い
- テックキャンプエンジニア転職:30代でも利用できるプログラミングスクール。充実のサポート環境
- DIVE INTO CODE
:Rubyの学習に特化したWeb系開発企業への転職が強いプログラミングスクール
- 侍エンジニア:オーダーメイドの学習システムが独創的、スキル習得だけだなく、学習環境まで徹底サポート
- GEEK JOBキャンプ
:母体が転職エージェントと、転職することに特化したプログラミングスクール
様々な言語を扱っているスクールもあれば、Rubyの学習に特化しているプログラミングスクールまで様々です。
どのスクールも優良ですので、まずは気になったところから無料相談に参加してみましょう。
スクールのこと以外にも教えてくれまし、自分なりにスクールを見比べることでより正しい選択ができます。

Geek JOBには無料で転職ができるGEEK JOBキャンプ_社会人転職コースというものがあります。
対象が20代であることと、学習言語がJavaとなりますが、気になる方は確認してみてください。
Pythonで転職するのにおすすめのスクール
最後はPythonを始めとする、AIが学べるプログラミングスクールです。
AIを専門に扱うスクールは少ないですが、AIに特化しているからこその学習環境が整っています。
具体的には以下の4つになります。
ポイント
- AIジョブカレ
:現役データサイエンティストから学べるAI実践講座
- Aidemy Premium Plan:未経験から最短3か月でAIが使いこなせる人材へ
- キカガク
:自走することができるようになるプログラミングスクール
- スタアカ
:AI/データサイエンス特化のプログラミングスクール
スタアカはどちらかというとサブスクに近いスクールとなっていますが、それ以外にスクールは転職サポートまでついています。
特にAI系のコースは政府の給付金制度の対象となっていることが多いので、条件に当てはまればお得な料金で受講することもできます。
AI関連のスキルはプログラミングの中でも需要が高いので、1度は目を通してみることをおすすめします。
学生におすすめのスクール
最後は多少本題とずれますが、学生におすすめのスクールになります。
というのも、社会人の方なら転職を視野にした受講ができますが、大学生の方ですとまずは就職しなければなりません。

学生だから転職コースは受講できないじゃん!
というのを防ぎたいので、別途紹介します。
ポイント
- GeekLounge:大学生・大学院生向けのプログラミングスクール
- レバテックカレッジ
:大学生・大学院生限定で、PHPを3か月学習し、そのまま就職までできます
- DMM WEBCAMP 学習コース:大学生限定のコースです。Rubyを学び、就職支援までしてもらえます。
- クリプテックアカデミア:大学生限定のフルオーダーメイドのカリキュラム
- Geek Salon:3か月で学べるコミュニティ型プログラミングスクール
万人におすすめできるのはGeekLoungeになります。
コースの種類から受講期間まで選択することができますし、安価な料金設定となっているのも魅力の一つです。
また、レバテックカレッジは就職を、DMMは就職とインターンの参加をサポートしてくれますので、プログラミングでの就職が前提なら非常におすすめできるスクールです。
ほかにもクリプテックアカデミアはオーダーメイド、Geek Salonはスクールというよりはコミュニティに近く、楽しく学ぶことを重視しています。
それぞれ特徴がありますので、気になった人は無料相談から始めてみてください。
まとめ【バックエンドエンジニアになろう!】

今回はバックエンドエンジニアを目指す人がProgateでHTML・CSSを勉強した後に、どのように学習を進めていくべきかということについて紹介しました。
仮にWeb制作なら実務経験を積まずとも独立することも可能ですが、バックエンドは実務経験を積むことが最も重要になります。
大きな理由としては、バックエンドは大人数でプログラムを組んだり、企業で扱うようなサーバーの知識が必要だからです。
そのため、まずは自力で基礎力を身に付け、ある程度1人でできるようになれば、スクールの転職支援を使うのも賢い選択です。
それに、数年間の実務経験を積めばフリーランスになることも視野に入ってきたりと、取れる選択肢が増えますので地道に頑張っていきましょう。
最後におさらいです。
ポイント
- 専門にするプログラミング言語を選択する
- HTML・CSSを含め、選んだ言語をProgateかドットインストールで学習する
- 動画教材かお手ごろなスクールで基礎を身に付ける
- スクールに通って就転職をする