
プログラミングが時間の無駄になることはあるの?
プログラミングが時間の無駄になる人はどういう人?
プログラミングが時間の無駄にならないようにするためには?
などの疑問があるのではないでしょうか?
僕もプログラミングを1年間くらい勉強しましたが、その期間中にも時間を無駄にしてしまったことがあります。

今から始めるなら絶対にしないだろということをしていました。
プログラミングを学ぼうか考えている人の中にも
時間を無駄にするだけではないか?
と恐れている人はいるでしょう。
ということで
ポイント
- プログラミングを時間の無駄にしてしまう人の特徴
- プログラミングを時間の無駄にしないためにできること
などについて紹介しようと思います。
プログラミングを時間の無駄にしてしまう原因

まず、プログラミングを時間の無駄にしてしまう原因についてです。
ポイント
- 学習の目的が明確でない
- 継続的な学習ができない
- いきなり複数の言語に手を出す
- アウトプットをしていない
- 1つの勉強方法にこだわっている
- 目的に合っていないプログラミングスクールに通う
- 注力したいことがほかにもある
などになります。
学習の目的が明確でない
まず、学習の目的は明確にしましょう。
そうでなければどこに向かっているのか分かりません。

- 副業がしたいのか
- 教養で学びたいのか
- 就転職がしたいのか
などで大きく変わってきます。
また、就転職に絞ったとしても
- リモートワークで働きたいのか
- 何を作ろうとしているのか(Webサイト・ゲーム・アプリなど)
- フリーランスや起業は目指しているのか
などによってやるべきことは変わってきます。
目的と異なる勉強を続けると時間の無駄になってしまいますので、できるだけ学習の目的は明確にしましょう。
継続的な学習ができない
プログラミングは継続が重要です。
入門レベルをマスターするだけで200時間くらいの学習は必要と言われています。
そして、エンジニアの仕事を行う最低ラインで1,000時間の勉強を要します。

スクールか独学かなど、学習方法でも変わります。
プログラミングスクールを使って教えてもらいながらの学習でも、転職しようとすれば平均して半年くらいは必要となります。
独学で学習するなら1年は見据えておかなければいけないでしょう。

中途半端な学習は時間の無駄になります。
やると決めたらやり切りましょう。
いきなり複数の言語に手を出す
プログラミングには複数の言語が存在します。
マークアップ言語と言われるHTMLやCSSから、JavaScript、Ruby、PHP、Java、Pythonなど多種多様です。
ただ、言語がたくさんあるからと複数の言語に手を出すと失敗してしまいます。

これは僕も後悔しています。
興味がブレてあれこれと見たくなる気持ちは分かりますが、ぐっとこらえて1つに集中しましょう。
また、1つの言語を極めれば、他の言語の習得が容易になります。
PHPやRubyなど、役割が似ている言語は1つだけで十分です。

余裕が出てきたり、どうしても新しい言語が必要な時に違う言語に挑戦しましょう。
アウトプットをしていない
インプットばかりしている人もいますが、それではダメですよね。
プログラミングに限らずアウトプットすることは必要です。

スポーツでも、いつまで経っても基礎ばかりしていては意味がないですよね。
プログラミングも60、70%と理解したらどんどんアウトプットをしていきましょう。
コードを確認するだけでなく、自分なりに考えてコードを組むことが大切です。
1つの勉強方法にこだわっている
プログラミングの勉強は1つだけではありません。
- 本
- オンライン教材
- YouTube
- プログラミングスクール
など、いくつもあります。
自分は本での勉強が好きだからと、分からないにも関わらず本に頼っていてはもったいないです。
いくつか勉強法を試して、本当に自分に向いているものを見つけましょう。

僕もTechAcademyというスクールを受講した時に、スクールに頼り切っていた部分がありました。
今思えば、かなり反省のポイントです。
目的に合っていないプログラミングスクールに通う
プログラミングスクールに通われる際に、1番気を付けなければいけないことです。
というのも、プログラミングスクールによって学べることや、得意とする分野が異なるからです。
例えば、僕が受講したTechAcademyは、エンジニアになって転職するというよりは副業に強く、内容もWeb制作が中心です。
TechAcademy以外でも
ポイント
- テックキャンプ
:できるだけ早く転職したい人。料金が高くてもサポートの質が高いスクールで学びたい人。
- ZeroPlus
:Web制作でフリーランスエンジニアを目指したい人。料金は高めだが、カリキュラムは濃いのが特徴。
- DMM WEBCAMP 学習コース(就活対策コース)
:大学生向けのカリキュラム。通常コースはテックアカデミーに似ている。
- GEEK JOBキャンプ_社会人転職コース
:20代限定だが、無料でIT転職が可能という優れもの。30代以降は有料コースあり。
など、どのスクールも力を入れていることがバラバラです。
自分がプログラミングを学んで何を達成したいのか?
よく考える必要があります。

転職したいのに、安いからという理由で副業向けのスクールに通われていたら意味がありませんよね。
注力したいことがほかにもある
頑張り屋さんの人にありがちなことですが、注力したいことが複数ある場合です。
長年プログラミングに携わっているようなベテランなら、副業で別のことをするのは問題ないです。
ですが、初心者がいきなり複数取り組むのは自滅行為です。

これに関しては、僕もプログラミングをやりながらブログに興味が移っていたので最悪でした。
これを続けていると
- 頑張っているのに結果が出ない(力が分散するだけ結果が出るのは遅くなる)
- 新しく覚えたことができなくなる・身にならない
- 自分に才能や能力がないとマイナスな気持ちになる
- プログラミングを学習するモチベが下がる
- プログラミングをあきらめる
のようになっています。
複数の問題を同時進行で学んでも結果を出せる人はいますが、相対的に確率は減るでしょう。
プログラミング学習を無駄な時間にしないためにも、一点集中でやり切りましょう!
プログラミングを時間の無駄にしないために

プログラミングを時間の無駄にしないためにできることの対策としては
ポイント
- 目標を明確にする
- 学習目標に合った言語を選ぶ
- 学習仲間を作る
- 毎日継続する
- 情報発信をする
- 学習環境を整える
などになります。
順番に見ていきましょう。
目標を明確にする
まずは目標を明確にしましょう。
目標があいまいですと、どこに向かって進めばよいかわかりません。
いつの間にか、当初思っていたことと全く異なることをしているということも。
- 副業がしたいのか、就転職がしたいのか?
- 副業をするなら月にどのくらいの収入が必要なのか?
- 迷っていることがあるなら何を優先するのか?
など、これという1つのものに絞りましょう。

1つのことにコミットするのが苦手な人はエッシェンシャル思考という本がおすすめですよ。
学習目標に合った言語を選ぶ
プログラミングは言語によって役割も難易度も全く異なります。
- Web制作:HTML、CSS、JavaScript、PHP
- Webアプリ開発:PHP、Ruby
- AI:Python、C++
- ゲーム開発:C++、C#、JavaScript、Swift、Ruby

たとえば、ゲーム開発がしたいのにPHPを学んでいては意味がありません。
また、特にやりたいことがないなら簡単な言語から始めるようにしましょう。
PHPのように簡単な言語と言っても、馴染みのない人にとってはかなり大変です。
いきなり難しい言語に挑戦して挫折してしまったら意味がありませんので、継続第一で考えましょう。

PHP、Ruby、Pythonあたりがおすすめです。
学習仲間を作る
1人で黙々と頑張るのも良いですが、仲間を作って一緒に学ぶのも大切です。
1人ですと、モチベが下がったり、結果が出ない時に、ついついサボったり諦めたりしてしまいます。
一方、勉強仲間がいればお互いにとって刺激になりますし、分からないことがあっても相談することができます。
協力し合って、1人では作れないものを作ったりもできますし、学習以外でのつながりも持てるようになります。

同じような目標に向かって頑張っている人と切磋琢磨できる環境は大切です。
毎日継続する
勉強に限らず、数日で一気にやるよりも、10分、20分などの短い時間でも良いので毎日取り組むことが重要です。

どうせ同じ時間勉強するならまとめてやっても良いのでは?
と思うかもしれませんが、それは良くありません。
理由は簡単で、習慣化することが大切だからです。
習慣化しなければ、よほどプログラミングが好きな人でない限り勉強が嫌になります。
「今日は疲れたから明日で良いか~」
みたいな理由で2、3日何もしなかったということがあるのではないでしょうか?
習慣化させるためには最低でも3週間、難しい行動なら最高で254日必要と言われています。

無理なく勉強するためにも、学習を習慣化させましょう!
情報発信をする
情報発信は嫌いな人もいそうですが、発信するメリットは大きいです。
- 仕事の依頼や相談が来る
- 学習仲間を見つけることができる
- モチベーションの維持につながる
などがあります。
それなりにスキルがあれば仕事の依頼が来たりと、SNSを通じてチャンスが訪れるかもしれません。
また、SNS上ではありますが学習仲間を見つけることも可能ですし、お互いに問題なければ直接会うこともできます。
ただし、SNSで発信しないといけないと考えすぎてしまい、返ってストレスの原因となるような場合は無理にしなくても良いです。

僕はSNSで都度報告するのが面倒でしたので、途中でやめました。
無理に発信するのではなく、発信したいときに発信するくらいが一番楽です。

SNSもプログラミング同様に結果が出てくると楽しくはなります。
学習環境を整える
最後は学習環境を整えることです。
学習環境が整っていないとやる気があってもなかなか思い通りに進むことはできません。
そこで、おすすめの方法はスクールを利用することです。
理由は簡単で
- 学習手順が整っているので、最短距離で目標を達成できる
- 悩んだときはメンターに相談できる
- メンターから直接指導してもらえる
などになります。
ただ

スクールは高いからちょっと…
という人が多いと思います。
ですが、ZeroPlus Gateのように無料で利用できるスクールもありますし、侍テラコヤ
では2,980円/月~から利用できます。
また、テックアカデミーでは無料メンター相談やテックアカデミーの無料体験
などがありますので、不安なことがあればすぐに相談できます。

無料体験は7日間となっており、実際にメンタリングも体験することができます。
プログラミングの独学での挫折率はおよそ90%と言われています。
一方のスクールなら、場所によっては挫折率が10%以下になっているところもあります。
プログラミングスクールは高いだけという先入観にとらわれることなく、一度は検討してみることをおすすめします。
ポイント
- テックアカデミー
:Web制作で副業をしたい人。できるだけコストを抑えたうえで、良質なスクールに通いたい人。
- テックキャンプ
:できるだけ早く転職したい人。料金が高くてもサポートの質が高いスクールで学びたい人。
- ZeroPlus
:Web制作でフリーランスエンジニアを目指したい人。料金は高めだが、カリキュラムは濃いのが特徴。
- DMM WEBCAMP 学習コース(就活対策コース)
:大学生向けのカリキュラム。通常コースはテックアカデミーに似ている。
- GEEK JOBキャンプ_社会人転職コース
:20代限定だが、無料でIT転職が可能という優れもの。30代以降は有料コースあり。
僕の考え【プログラミングは時間の無駄にならない】

ここまでプログラミングが時間の無駄になる原因と、それを防ぐための方法について紹介しました。
ですが
「プログラミングで結果が出せなければ、それこそ時間の無駄ではないか?」
と心配している人も多いと思います。

プログラミングに限らず新しいことに挑戦するときは不安はつきものですよね。
ですが
僕は仮にプログラミングで結果が出せなくても、つまり、途中で挫折したとしても時間の無駄にはならないと思っています。
なぜなら、プログラミングが向いていないということを知ることはできます。

始めなければ得意なのか苦手なのかもわかりませんよね。
それに、プログラミングを通して学んだことが他のことで活きる可能性もあります。

僕もプログラミングをしていなければ、ブログは始めていなかったと思います。
失敗することを恐れて行動しなければ失敗はしませんが、成功も無いです。
そして、学びもゼロです。
失敗からは学ぶことはできます。
つまり、プログラミング学習は時間の無駄にはなりません。

必ず本気で取り組むようにしましょう。
本気で取り組めなければ次に活かすこともできません。
まとめ【プログラミングを楽しもう!】

今回はプログラミングが時間の無駄になる人の特徴ということについて紹介しました。
主な原因としては
ポイント
- 学習の目的が明確でない
- 継続的な学習ができない
- いきなり複数の言語に手を出す
- アウトプットをしていない
- 1つの勉強方法にこだわっている
- 目的に合っていないプログラミングスクールに通う
- 注力したいことがほかにもある
などが挙げられ
ポイント
- 目標を明確にする
- 学習目標に合った言語を選ぶ
- 学習仲間を作る
- 毎日継続する
- 情報発信をする
- 学習環境を整える
で対策するという内容でした。
これからプログラミングを始めるという人は不安が大きいと思います。
ただ、どうせ始めるなら楽しくプログラミングをしていきましょう。
それでは。