
Web制作で副業や就転職がしたいけど、学習時間はどのくらい?
Web制作を独学で身に付けるにはどのくらい勉強する必要がある?
などの質問に答えていこうと思います。
Web制作を独学で身に付けようとするとき、気になるのが学習時間です。初めての挑戦ですと、どのくらいの時間が必要なのかわかりません。
結論から紹介しますと、期間で約3か月、学習時間は200時間が目安です。
もちろん個人差はあります。ですので、本記事では
ポイント
- Web制作の独学で3か月かかる理由
- Web制作を独学で身に付けるために必要なこと
- Web制作ができるようになるべき理由
なども交えて紹介します。
Web制作の独学で月5万稼げるようになりたい場合は、以下の記事にロードマップを用意しましたので参考にしてください。
それでは見ていきましょう。
Web制作の独学は最低3か月、200時間は勉強すべき

Web制作を独学で習得しようとすれば、最低でも3か月、勉強時間にして200時間は考えておくべきです。
ただし、仕事の有無や生活環境によって1か月に学べる量も変わりますので、あくまで参考程度です。
ポイント
- 1週間に10時間しか勉強できなければ20週間かかります
- 1週間に20時間勉強できれば10週間で終わります
勉強できる時間が少なければ期間は長くなりますし、時間があれば1,2か月でもある程度できるようになります。
200時間くらい勉強し、スムーズに学習を進めることができれば以下のような状態にはなれます。
ポイント
- HTMLやCSSを自分なりに考えて使う
- 頑張ればポートフォリオを作れるようになる
- 内容を問わなければ副業案件を獲得できる
がっかりしたかもしれませんが、本当にギリギリの状態です。3か月でここまで来れたら優秀です。

「頑張ればサイトを作れたり、案件を1つ取るくらいならできるよね」という感じです。
凡人なら3か月では終わらない
3か月でWeb制作ができるようになるというのは、最短の話です。平均を取ればもっと時間はかかります。
ポイント
- 途中でやる気がなくなる
- ツールの使い方が分からなくて意外なところで時間を浪費する
- やらなくて良いことをやってしまう
Web制作を独学で行っていると、教科書通りに学習が進むことが珍しいくらいです。
- 参考書通りにコーディングしているのに動かない
- エディタやサーバーの使い方が分からない
- どのタイミングで次に段階に進めばよいか分からない
コーディングだけなら慣れで何とかなりますが、プログラミング以外の部分で問題が発生することもあります。

参考書が古すぎて役に立たないとかもありますが、初心者ですと気づかずにいつまでも迷走することもあります。
ポイント
- タイピングに時間がかかる
- これまでパソコンを使う機会が少なかった
- プログラミングをするのが初めて
特に上記のようにパソコン初心者ですと、Web制作の難易度は何倍にもなります。

ちなみに上記はWeb制作を始める前の僕ですが、コーディングをするだけでも大変でした。
Web制作用の参考書で間違えたくない人は以下の記事から確認してください。
スクールを利用しても3か月は必要
プログラミングスクールを利用すれば、より早くWeb制作ができるようになるように思えますが、それでも2,3か月は必要です。

上図はテックアカデミーというプログラミングスクールの「Web制作で副業を始める専用コース」になります。

スクールを利用した場合でも学習時間は160時間必要と言われています。

僕が利用した時は予定時間以上かかりましたので、結局は200時間くらい必要です。

受講期間を見ても、最短で4週間、最長で16週間となっています。
平均を取れば中央の2,3か月になるのは分かると思います。
ただし、スクールでの3か月で身につくレベルは以下のように間違いなく独学よりも高くなります。
ポイント
- プログラミングの基本的な知識が身に付きます
- Web制作だけでなく、デザインデータからのコーディングができるようになります
- 参考書には載っていないツールの使い方などもわかるようになります
ギリギリWeb制作ができる状態ですと、性格によっては副業に挑戦できずに終わってしまいます。

どのタイミングで副業に挑戦すれば良いかわかりませんので、いつまで経っても行動できずに時間だけが過ぎていきます。
「あなたはWeb制作の副業ができるレベルですよ!」と認められるのがスクールですので、同じ3か月でも見えない差は生じます。

個人的にはテックアカデミーの案件獲得保証が一番確実だと思っていますので、良ければ利用してください。
独学のコツは行動力
Web制作の独学で成功するために1番重要なことは『行動力』です。
3か月でも4か月でも、独学でWeb制作が完璧になることはありません。完璧にしようとすれば1年以上必要です。
つまり、完璧でない状態で案件獲得や就転職に臨むということになります。
ポイント
- Web制作は人取りできるようになったけど、実務の感覚がつかめていない
- コーディングはできるけど、スピードが遅すぎて役に立たなそう
- 参考書を見ると、使ったことがない知識がたくさんある
上記のように、これで本当に大丈夫か?と不安な状態になります。
更に、案件や企業に応募しても相手をしてもらえないことが多いです。諦めずに応募し続ければ、何とか1案件、1契約がもらえるというくらいです。

完璧を求めすぎたり、断られたらすぐに心が折れる人は独学は向いていない可能性はあります。
最初は独学でも良いですが、手段としてスクールを利用することも考えておいた方が挫折せずに済みます。
最初の1か月は地獄
Web制作を始めた最初の1か月は地獄のように感じるかもしれません。
ポイント
- HTMLやCSSを書くことが初めて
- どのようにしてサイトが作られているのか完成形がイメージできない
- Web制作を始めるために必要なツールが分からない
上記のように、やることが全て初めてのことばかりです。バイトや仕事のように誰かが教えてくれることもありませんので、すべて自己解決です。
バイトや仕事を新しく始めた時も、最初は辛くて中々馴染めないということもあったのではないでしょうか?
Web制作も、「なんとなくやっていることが分かるな!」と思えるまでは大変です。
最初の1か月は「なぜWeb制作を始めたのか?」と思えるくらいしんどいです。
ただし、2か月目くらいになれば何となく「自分がしていること」「Web制作の全体像」が見えてきます。
1か月で諦めてしまうのはもったいないので、最低でも2ヶ月以上は続けましょう!

最初は誰もがつらいですので、1か月、2か月先を信じて頑張っていきましょう!
Web制作の1か月目で失敗したくない人はZeroPlus Gateがおすすめです。
プログラミングスクールですが、無料でWeb制作を学べますので使わない方が損なくらいです。
Web制作はどのくらい稼げるの?

ここまででWeb制作の案件が獲得できるようになったとします。
副業ができるようになったり、就転職ができたとして、どのくらい稼げるのでしょうか?
Web制作初心者の収入
Web制作初心者の収入は月5万~20万くらいです。
ポイント
- 副業のように案件対応をする場合は月に5万くらい
- 本業+副業でWeb制作に取り組むなら月20万くらい

Web制作1案件で得られる収入は1~5万円くらいです。10万以上のものもありますが、初心者ができる内容ではありません。
初心者が案件をすぐに獲得するのは難しいので、月に2件ほどの受注で5万円前後が妥当です。
バイトでも正社員でも働くことができれば、15万円前後にはなります。副業も取り組めば20万にも届く可能性はあります。

Web制作は技術職ですので、最初はどうしても少なくなってしまいます。
Web制作の単価を上げる方法
Web制作を始めた以上、1件あたり20~30万と単価を上げていきたいものです。
難しそうに思えますが、やることは限られています。
ポイント
- CSSをきれいに書くSassの勉強
- 高単価案件に取り組めるようにWordPressの勉強
Sassは事前に学んでおいても良いですが、肝心なのはWordPressです。
WordPressのシェアは全ウェブサイトの43.1%、CMSでは63.7%のシェア率を誇っています。
つまり、WordPressのサイト制作ができるようになると、より多くの案件に取り組むことができるようになります。
- WordPressで作られたサイトの方が管理しやすく、サイト制作者以外でも更新や保守・運用ができる
- プラグインやデザインテーマがあるので、より良いサイトが作れるようになる
- SEO対策がしやすく、集客の観点で考えても重要
上記のように、WordPressでサイトを作ることで何かと便利であったり、都合が良くなります。
覚えることは多くなりますが、その分単価は一気に上がります。Web制作を始めた以上、WordPressでサイトが作れることを目指して頑張ると良いです。

WordPressの内容に関しては勉強しながら少しずつ理解していきましょう。
WordPressをスクールで学びたいという人は以下で紹介していますので、良ければ利用してください。
Web制作が大変でも頑張るべき理由

ここまでの内容を見てどう感じたでしょうか?
「これなら頑張れそう!」と思えた人よりも、「ちょっと大変だな…」と感じた人の方が多いと思います。
ですが、このサイトを見ているくらいWeb制作に興味があるなら始めてしまうほうが良いです。
Web制作を始めなければ何も変わらない
Web制作を始めて必ず成功するというわけではありません。
- Web制作を始めて、フリーランスで在宅ワークのような人もいます
- Web制作を始めたのに、何の成果もあげられずに挫折してしまう人もいます
Web制作で成功する人もいれば、失敗する人もいます。
ですが、ここで一歩踏み出さなければ何も変わりません。
ポイント
- 毎日の仕事にうんざりしている
- 仕事で疲れて土日はボーとしている
- 毎日満員電車で疲れる
- 飲みに行っては上司の愚痴を言っている
- 在宅勤務や、楽に働いている人を嫉妬してしまう
- スキルがなくて何をして良いのか分からない
ただただ嫌で、つまらない日常が続くだけです。
Web制作を始めるだけなら費用は一切かかりません。無料の学習サービスを使えば今日からでも始めることができます。

リスクゼロですので、勢いで一歩踏み出すべきです。
失敗しても何かは得られる
失敗したら全てを失うなんてことはありません。
起業でもすれば話は別ですが、Web制作程度でしたら失うのは数か月の時間とわずかな学習費だけです。
ポイント
- Web制作で失敗したら向いていないことが分かる
- Web制作以外のことに興味を持てる可能性がある
- 自分のことをより分析できる
Web制作を始めれば、結果はともかく何かしらの気づきを得ることができます。
新しい発見があれば、次の挑戦につながる可能性があります。ここで何もしなければ、失敗はせずとも何も得られずに終了です。

「次につなげるための失敗」くらいの気持ちで始めれば、変に落ち込むこともありません。
成功すれば人生が変わる
Web制作に成功すれば間違いなく人生が変わります。
ポイント
- 月に数件の案件で50万、60万と稼げる
- 在宅ワークで自由に働くことができる
- 自分が働きたいときに働くことができる
- 人間関係のストレスがなくなる
- 生活にゆとりができる
- 場所問わず働けるようになる
働き方から生活の仕方まで余裕が生まれます。ガッツリ働きたければ働けますし、ゆったりと暮らしたければ仕事を減らすこともできます。
一気に生活が変わることはありませんが、理想へ近づくのは間違いありません。
- 成功体験を積むことで、自信につながる
- 学びへの意識も変わり、より努力するようになる
- ストレスが無いので、考え方も変わる
ネガティブだった人がポジティブになることもあります。次の目標に向けて努力できるようになるかもしれません。
変わるなら今しかありません。行動しなければ可能性はゼロですので、少しだけ勇気を出してみましょう!
まとめ【Web制作を始めよう!】

今回はWeb制作の独学期間について紹介しました。
Web制作ができるようになるためには最低でも3か月、本格的に身に付けるためには半年~1年は必要です。
そのため、Web制作ですぐに結果を出すためには、不安な状況でも行動できることが重要になります。
- 自分の実力で案件を取ることができるのか?
- 仕事をしても役に立たないのではないか?
- 周りの人についていくことができないのではないか?
Web制作を始めると、全員が不安に感じることです。不安に感じない人は一部の天才だけです。
最初は誰もが大変ですが、そこで一歩踏み出せる人が成功へ一気に近づきます。
また、Web制作の独学に自信がない方はスクールを利用するのも1つの手です。スクールを利用することは決して恥ずかしいことではないです。

スクールを利用しても結果が出れば自信につながります。
変に意地を張るよりは明らかに効率的です。
独学・スクール問わず、Web制作を習得して、自分の可能性を広げていきましょう!